妊娠すると妻が妻でなくなる、
結婚当初はあんなに優しかったのに…
妊婦の奥様をもつ旦那様、お疲れ様です。
妊娠すると女性はホルモンバランスが…
などととにかく「変わる」ということは分かっていた。
けれどもいざそのときになると、
どんなに覚悟していても戸惑うし辛いものです。
もちろん一番辛く厳しい現状と
戦っているのは奥様ですが、
それを支える旦那様だって大変ですよね。
実際、僕の妻が妊娠したときも分かっていたけど
大変なことがいくつかありました。
そんな妊婦の夫の皆さまにお伝えしておきたい、
夫婦円満のために「絶対に注意したいこと」をご紹介します。
僕の実体験の全てをここに書いておくので、
これを抑えておけば妊娠中に
しなくてもいい喧嘩がなくなると思います。
あなたはただの夫ではない、妊婦の夫であるという当事者意識が夫婦円満のコツ
なにはともあれ、まずはこれが最大のコツだと思います。
実際に子どもを妊娠しているのは確かに
あなたの奥様でありあなた自身ではありません。
しかし、言われなくても分かっていると思いますが
そのお腹の中にいる子どもはあなたの子どもでもあります。
驚いたことに当事者意識の低い旦那様は意外と多いです。
知り合いのなかにも、奥様が妊娠中なのに毎晩飲み歩く人、
出産時に家でただ寝てただけの人、
こういった人たちが案外多いです。
そのとき毎回僕はこう思います。
あー、妊娠中に夫婦の間に亀裂が入るのって
ほとんど旦那側のせいだな、と。
奥様の妊娠は旦那さんの妊娠でもある。
そういった当事者意識をもつこと。
出産という壮絶な命がけの瞬間に、我々男は何もできません。
せいぜい無事に生まれてきてくれと祈るか、
立ち会い出産で己の無力さを痛感するかのどちらか。
ならば当事者意識をもって
妊娠中の奥様のために何ができるか、
これから生まれてくる子供のために
どうすることが良いのか考えましょう。
この当事者意識がないとまず妊娠中でも
夫婦円満でいられることは不可能です。
妊婦の夫なら注意したい「臭い」
当事者意識がもてたらこの先を読んでいきましょう。
妊婦の夫なら注意したいことのひとつに
「臭い」があげられます。
奥様のお腹には自分以外の人間がいます。
そのため体内のホルモンバランスが劇的に変化をしている最中です。
一番わかりやすく出るのは臭いの
感じ方の変化でしょう。
今まで平気だった、もしくは好きだった臭いが嫌いになります。
うちの場合はご飯が炊ける臭いでした。
幸いなことに僕はタバコも吸わないし
お酒も飲まないので大丈夫でしたが、
中にはこれらの臭いや整髪料、
冷蔵庫の臭いなどが辛いと感じるようです。
そして男が一番気をつけたいのが体臭(加齢臭)です。
これはかなりキツいらしいです。
女性は匂いが好きで男性を好きになる事があるようなので、
もしかしたら今までは好きだったのに
急に受け付けなくなったということもあるかもしれません。
それはあなたのことが嫌いになったのではなく、
妊娠による体質変化が原因です。
どうか気を確かにもってくださいね。
とはいえ、妊婦さんは臭いにかなり敏感です。
飲みに行くな、とは言いませんが
居酒屋などのアルコールとタバコの臭いが
充満する場所は避けるのがベターだと思います。
あとは食事の種類ですね。脂っこい食べ物、
ニンニク系の臭いも辛くなるケースが多いです。
奥様と一緒に食事をするときはできるだけ避けましょう。
とにかくこまめな連絡が夫婦円満のコツ
これは結婚前も結婚後も同じだと思うのですが、
妊娠中は特にこまめに奥様への連絡をしましょう。
1人目の出産時は特別これが大事です。
あなたと同じように、奥様も人生で初の経験です。
初めての経験はドキドキや楽しみが入り混じりながらも
多くを占めるのは「不安」だと思います。
奥様は不安で不安で仕方ないです。
悪阻の時期はお仕事を休んで
家で過ごす奥様も多いですから、
1人残されたら余計にその不安は大きくなります。
朝の通勤時、会社に着いたとき、会社のお昼休み、
ちょっとした合間、退社時、帰宅の電車の中、
最寄りの駅に着いたとき、
こまめに連絡をして体調を気にかけてあげましょう。
奥様が信頼しているのは紛れもなく旦那様です。
あなたが頼りなんです。
そんな旦那様から1日にできるだけ
多く連絡が入ったほうが、奥様も
「自分のことを気にしてくれているんだな」
と少しは安心すると思います。
妊娠中のメンタルの安定も、
夫婦円満に過ごすための大切な要素です。
仕事が忙しい時期は大変かもしれませんが、
奥様を放ったらかしにしたり面倒に思ったりせず、
短い連絡でもいいのでこまめに声をかけてあげてください。
家事は全部やるつもりで!休みの日はたまには一緒にでかける
当然妊娠中の奥様は自由に動き回れません。
ちょっとの段差が自分の背よりも
高く感じられるくらい辛い段差に感じます。
そんな奥様に家事をフルで
任せるなんてことはできませんよね。
これは個人的な意見ですが、妊娠中(そのあとも)の家事は
旦那様が全部やる心持ちでいたほうがいいです。
せめて自分のぶんだけでもやってください。
妊婦さんにも適度な運動は必要ですが家事は別です。
ここを放置すると奥様のストレスになり
いらない負担がかかってしまいます。
洗濯、掃除、料理(簡単なものでいい)、
この3つは最低でも抑えましょう。
悪阻の時期はおじやなどのものしか
食べられないことが多いので旦那さんでも簡単に作れます。
そして休みの日は一緒にでかけましょう。
体が自由に動かせないとはいえ、
奥様もずーっと家の中にいるのはストレスですし
気分転換も必要です。遠出する必要はないので
近所を散歩するだけでいいです。
もちろん奥様の行きたい場所や
リクエストがあればそれに応えましょう。
妊娠中の身体で1人では不安だけど
旦那さんが一緒なら安心ってことがあります。
もちろんでかける時は歩くスピード、
奥様の荷物、体調の変化に気を配ってくださいね。
妊婦検診はできるだけ一緒に受けて母子の変化に注意したいところ!
毎回は無理でも妊婦検診にはできるだけ一緒に足を運びましょう。
どうしてもできない場合は検診について
奥様からよく話をきいて、
母子手帳にもしっかり目を通してください。
妊娠から出産までの間、何が起きるかわかりません。
奥様が急に倒れて意識がなくなるかもしれないし、
不正出血が起きるかもしれません。
不安を煽るわけではありませんが必ずトラブルは起きます。
そのとき頼りになるのはあなただけです。
今何周目か、子どもの大きさはどのくらいか、
奥様の体重や最近の食生活の変化はどうか。
そういったことを把握しておくことで
トラブル時にあなたが冷静に対処できるはずです。
うちの場合は妊娠中の鬱になりかけていましたが、
予めこの周期に精神的に沈みがちだということを
知っていたおかげで慌てることなく対処できました。
少しでも奥様の変化に気付いておくことが重要です。
妊婦の夫が注意したいことはたくさんあるけど、全ては夫婦円満のため
実際に僕が妻の妊娠中に注意していたことをご紹介しました。
これでもきっと「足りない!」と
世の奥様方からお叱りを受けると思います。
ですが、これらに注意できるかできないかは
夫婦の仲を左右すると言っても過言ではありません。
どんなに準備していてもトラブルが起きるのは
避けられないのかもしれません。
とはいえ少しでも夫婦円満で妊娠中を過ごすために、
幸せなマタニティライフのために、
妻を支える頼りになる旦那様であってほしいです。
この実体験が少しでも、皆様の夫婦円満に役立てられますように。
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