
日本のほぼ全ての小学生が愛用するアイテム、それがランドセルです。
今も昔も変わらないデザインだと思っている方、それは大きな誤解です!
最近では、多くのブランドがランドセル市場に参入し、
目を見張るような変化が起きていることをご存じでしょうか?
ランドセルに関する新しい情報が入ってきたので、
令和時代のランドセル事情と、購入の際に役立つ選び方をご紹介します。
≪人気ファッションブランドが新たにランドセルを展開≫

アパレルブランド「ニューエラ」が、
2021年度の新しい入学者向けに、ランドセルの新モデルを先日発表しました。
シンプルでありながらクールな印象を与える、ブラックとゴールドの素敵なデザインです。
帽子を中心に幅広い商品展開をしているニューエラならではの特徴として、
帽子を収納できるCap Cripが付属しています。
ブランドロゴが巧みに配置されたこのランドセルの価格は、税抜きで75,000円です。
このように、最近では様々なアパレルブランドが次々と
ランドセルをリリースし、話題を呼んでいます。
≪ランドセルを販売している注目ブランドのご紹介≫

◎ミキハウス
ミキハウスは、非常に有名な子供服ブランドとして知られています。
「子供のことを第一に考えたものづくり」をモットーに掲げている企業だけあって、
そのランドセルにも、強いこだわりが詰め込まれています。
最高級素材を使用しており、価格は約20万円です。
◎レクサス
高級車で有名なレクサスからも、ランドセルが登場しています。
自動車にも使われる素材が使用されているため、
車好きの男の子にとっては、手に入れたいアイテムとなることでしょう。
価格は約15万円です。
◎ディーゼル
ディーゼルのランドセルは、ヌメ革を使用しており、
使用するほどに風合いが増していく上質な一品です。
スタッズの装飾が施されており、
他のランドセルと被りたくない方や、個性的なデザインを好む方に人気の商品となっています。価格は165,000円です。
≪ランドセルの相場と選び方について≫

ランドセルの価格帯は、おおよそ1万円から20万円程度です。
安価なものは探せばいくらでも見つかりますが、
6年間使用するアイテムですので、ある程度の耐久性が求められると思います。
ただし、何十万円もするような高級すぎるランドセルも考えものです…。
元気な小学生が毎日使うことを考えると、
傷がついたり壊れたりする可能性も十分にあります。
それでも全く気にしない方には関係ない話ですが、
ランドセルをキレイに使ってほしいと思うあまり、
子供の行動を制限することになってしまうのは、やはり可哀想です。
また、ブランドロゴが大きくあしらわれていて、
明らかに高級品と周囲に分かるようなランドセルは、
時には犯罪に巻き込まれるリスクを高めてしまうことも考えられます。
耐久性と価格のバランスを考慮すると、
3万円から10万円の価格帯が、人気の選択肢として挙げられています。
ランドセルを選ぶ際、デザインを重視する方も多いでしょうが、
あまりにもラブリーすぎるデザインや奇抜な色使いには注意が必要です。
というのも、子供の好みは変わりやすいものです。
特に、小学校生活は6年間と長期間にわたるため、
その間に精神的な成長も大きく変化することが普通です。
入学前に気に入ったデザインでも、高学年に達すると恥ずかしさが勝って
「もう少し地味な色にしておけばよかった…」と後悔する声もよく聞かれます。
私自身もビビットなピンクを選んだものの、高学年になってからは
「もっと落ち着いた色にすれば良かった…」と後悔した経験があります。
長く使うアイテムだからこそ、シンプルで質の高いものを選ぶのが無難ではないでしょうか。
毎日使うものなので、お気に入りの一品が見つかると良いですね。
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