
「カビキラー」は、その名前からも明らかなように、
カビによって生じる汚れを効果的に除去することに特化した洗剤です。
その主成分は、“次亜塩素酸ナトリウム”という、
強力なアルカリ性を持つ塩素系の漂白剤です。
この成分は、非常に高い殺菌力と漂白力を併せ持っています。
さらに、カビキラーは“スプレータイプの泡洗剤”であるため、
ブラシなどを使用しても届きにくい浴室の隅々にまでしっかりと浸透し、
頑固な汚れを効果的に取り除くことができるのです。
浴室で発生する主な汚れには、カビやヌメリ、そして皮脂などの油分があります。
カビキラーを使用することで、これらのしつこいカビ汚れをしっかり除去し、
浴室を清潔で白く輝く状態に保つことができるので、
まさにお風呂掃除に最適なアイテムと言えるでしょう!
カビキラーの強力な洗浄力を利用すれば、
もうブラシで一生懸命擦ったり、布巾でゴシゴシ磨いたりする必要はなく、
簡単にお風呂の清潔感を一段階アップさせることができます。
しかし、カビキラーはその強力な洗浄能力ゆえに、
“使用を避けるべき部分”が存在するなど、
取り扱いには十分な注意が必要です。
それでは、カビキラーを使用した浴槽掃除の方法と、
その注意点について詳しく説明していきましょう。
浴槽内ではカビキラーを使用できない?カビキラーが効果的な掃除場所

意外に思われるかもしれませんが、実際にはカビキラーは、
浴槽(バスタブ)の内部の掃除には適していないのです。
その理由は、カビキラーの強力な漂白成分が、
浴槽の素材に対して色を変えてしまう恐れがあるからです。
一度変色してしまった浴槽は、元の状態に戻すことが非常に難しいため、
十分な注意が必要です。
また、浴槽内での主な汚れは“垢”などの油分であり、
カビキラーが得意とする汚れではないため、
その効果を最大限に引き出すことができないということも、
この使用制限の理由の一つです。
もし、垢などの汚れをしっかり落としたい場合には、
油分汚れに特化した“中性洗剤”を使用することをおすすめします。
さらに、お湯を使って温めながら流すと、
より一層簡単に汚れが落ちるでしょう。
また、カビキラーは金属部分との相性も悪いため、
蛇口など、金属が使用されている部分に使用すると、
変色してしまうリスクがあるため、注意が必要です。
カビキラーが最も効果を発揮するのはカビ汚れですので、
床・排水溝・天井・壁など、カビが発生しやすく、
金属が使用されていない部分の掃除に特に向いています。
意外な危険性?カビキラー使用時に注意すべきこと

カビキラーは非常に強力な洗剤であるため、その分取り扱いには注意が必要です。
使用する際には、その注意点をしっかりと理解しておくことが重要です。
カビキラーを使用する際の注意点
- 金属など、使用すると変色する可能性のある素材がある。
- 酸性の洗剤と混ぜない。
- 換気をしながら使用することが重要。
- ゴム手袋を着用し、直接手で触れない。
カビキラーは強いアルカリ性を持つ洗剤で、
酸性の物質と混ぜると、化学反応を引き起こし、
有毒ガスが発生する可能性があります。
このようなガスを吸い込むことは非常に危険ですので、
絶対に混ぜないようにしましょう。
酸性の代表的な洗剤には、
クエン酸などが挙げられます。
クエン酸は水垢を除去する際などに頻繁に利用され、
お風呂掃除においても一般的に使われる洗剤です。
もしカビキラーを浴槽に散布して時間をおいていたら、
うっかりその上からクエン酸をかけてしまう…
なんてこともあるかもしれないので、十分に注意が必要です。
カビキラーはそれだけでも、
換気を行わずに作業をすると危険な洗剤ですので、
窓を大きく開けて、しっかりと換気しながら作業を進めることが大切です。
さらに、強いアルカリ性のため肌に刺激を与えることもあるため、
手袋を必ず着用し、
直接手で触れないように十分な配慮が必要です。
カビキラーを用いた掃除の方法!

カビキラーは、上述の注意点をしっかり押さえておけば、
非常に便利な掃除道具となり、
浴槽掃除を格段に楽にしてくれることでしょう。
ここでは、カビキラーの具体的な使用方法を、掃除する場所ごとに解説します。
■排水溝
排水溝は、浴槽内で最も汚れが蓄積しやすい部分で、
ゴム手袋をしていても触るのが躊躇われるような
“難所”だと思います。
そんな排水溝部分の掃除には、
蓋などを分解してビニール袋に入れ、
その中で洗ってしまう方法が非常におすすめです。
- 排水溝を分解して、ひとつずつ袋に入れる。
- カビキラーを袋の中にスプレーし、できるだけ空気を抜いて、袋の口を閉じる。
- 袋の外側から揉んで、カビキラーをしっかりとなじませる。
- 5分ほど置いた後、袋から取り出し、水でよく洗い流す。
この方法は、カビキラーを汚れに密着させるための
“ラップを使った掃除法”の応用です。
袋の空気を抜くことで、袋がラップの役割を果たし、
カビキラーを汚れにしっかりと密着させることができます。
また、カビキラーから発生するガスを吸い込む
危険性も軽減され、一石二鳥の効果がありますね。
■床・天井・壁
広範囲の掃除を行う場合は、
カビキラーを直接吹きかけるよりも、
スポンジなどに吹きかけてから磨く方が、掃除がしやすくなります。
この方法では、洗剤が目や口に入るのを防げるため、
より安全な掃除方法とも言えるでしょう。
- スポンジにカビキラーを吹きかける。
- 均一に塗布していく。
- 30分ほど放置する。
- 丁寧に水拭きした後、乾拭きを行う。
床がタイル素材など細かい溝がある場合は、
カビキラーを直接吹きかける方が効果的です。
床はシャワーを使用して洗い流すことができますが、
天井や壁は、洗剤が落ちてくることがあるため、
雑巾などで丁寧に水拭きをし、
最後に乾拭きをすることをおすすめします。
カビキラーの使用法 総まとめ

カビキラーは強力な洗浄力と漂白力を持ち、
短時間で浴槽をピカピカにし、
さらに殺菌も行ってくれる優れた商品です。
この殺菌効果により、汚れがつきにくくなり、
清潔な状態を維持しやすくなるでしょう。
少し危険な側面もご紹介しましたが、
これらは使用上の注意を守ることで、何の問題もなく、安全に使用できます。
非常に便利なお掃除道具であるため、ぜひ積極的に活用してみてください。
→「キッチンハイターで出来る! 洗濯槽の掃除のやり方 」の記事はこちら。いますぐチェック!