毎年9月に行われる
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」
通称「ジャズフェス」は、一度は足を運んで欲しい
仙台のおすすめイベントです。
全国の音楽好きが仙台に集まり、
街中が音楽であふれる夢のような2日間です。
例年の混雑状況など、ジャズフェスを楽しむために知っておきたい
情報をまとめて紹介します!
【ジャズフェスとは?】
「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」は、
「ジャズフェス」の愛称で親しまれている音楽イベント。
ケヤキ並木が美しい定禅寺通りを中心に
仙台市内のさまざまな場所にステージが用意され、
アマチュアからプロ、子どもから大人まで、
さまざまな人たちが音楽を奏でます。
来場者数10万人を超えるこのイベントは
全国的にも注目されており、
2019年には「街ごと楽しむジャズフェス10選」で全国1位に選出されました!
「ジャズフェスティバル」と言っても
ジャンルはジャズだけではありません。
吹奏楽やゴスペル、バンド、アカペラ、中にはリコーダーと
鍵盤ハーモニカで出演するグループもあり、
一日中聴いていても飽きないで楽しめますよ。
ステージ付近の広場や駅前には出店が多く出店しているので、
音楽を聴きながらお酒を飲んだり軽食を食べたりすることもできます。
【会場とアクセス方法】
会場は定禅寺通りをメインに、
一番町、本町、国分町などの仙台市中心部です。
開催エリアがとても広いので、地下鉄を使っての移動がおすすめ。
メイン会場の定禅寺通りは仙台駅から地下鉄で約3分。
勾当台公園駅で下車し、「公園出口2」か「南出口1」
を出るとすぐ目の前です。
仙台駅から徒歩で向かうと約15~20分かかりますが、
途中のステージを観たり、食べ歩きしたりしながら
行くのも楽しいですよ。
特設の駐車場は用意されていないので、
車で訪れる場合はコインパーキングなどを利用しましょう。
以下のマップで昨年のステージが確認できるので
見てみてくださいね。
今年も同じような配置になることが予想されます。
【観客としての楽しみ方】
ジャズフェスに来たからには、音楽を思う存分楽しみましょう。
一日中素敵な音楽を聴くことができますよ。
同じステージにとどまって演奏を聴くのもよし、
仙台の街をぶらぶら歩きながら
様々なステージに行ってみるのもよし、
出店でおいしい食べ物や飲み物を味わうもよし…
自分の好きな方法でジャズフェスを満喫してくださいね。
実は、開催費用の多くがカンパ(寄付)で賄われているジャズフェス。
会場ではいたるところでカンパを募集しています。
金額は自由ですが、一回カンパをすると「ガンザ」と
呼ばれる手作りの楽器をもらえますよ。
振るとシャカシャカ音が出るので、
演奏を聴きながら鳴らしてみると
さらにジャズフェスを楽しめること間違いなしです!
【出演者としてジャズフェスに参加する方法】
ジャズフェスは年々人気が高まり、
ここ数年は日本全国はもちろん、
世界中から出演バンドが集まっています。
そう聞くと「世界中からプロ級の人が集まっているの?」
「上手い人しか出演できないの?」と思いますよね。
でも、決してプロしか出演できないというわけではありません。
年齢やジャンル、経験は関係なく、
誰でも出演することができるんです!
応募は約半年前から始まり、書類やホームページで
申し込むことができますよ。
その際には出演メンバーで演奏している動画の提出が必要です。
演奏技術だけでなく、パフォーマンスの面白さや楽しさなど、
ジャズフェス全体の盛り上がりも考えて選んでいるようなので、
自分たちのありのままのパフォーマンスで応募してみて下さい。
新緑が美しい仙台のストリートでの演奏は、
きっと素敵な思い出になると思います。
【ボランティアでイベントを盛り上げよう】
出演者としてではなく、ボランティアスタッフとして
ジャズフェスに参加するという方法もあります。
実はジャズフェススタッフの多くはボランティア。
高校生以上であれば、誰でもスタッフとして
イベントにかかわることができますよ。
バンドの受付や観客の誘導、グッズ・飲食の販売、
カンパ活動、ごみの分別など仕事内容はさまざま。
たくさんの人が関わってジャズフェスが
行われていることが分かりますね。
外国語や手話ができる方は通訳のお仕事もあるので
チャレンジしてみると良いのではないでしょうか。
事前のボランティアミーティングは
仙台と東京で行われているので、
遠方の方でも参加しやすくなっています。
スタッフとして関わると大変なことももちろんありますが、
喜んでくれる出演者やお客さんの顔を見ると達成感が感じられますよ。
音楽好きの方もそうでない方も、一度体験してみてください!
【まとめ】
ジャズフェスは老若男女問わず誰でも楽しめる音楽の祭典です。
まずは一度、足を運んでみてください!
きっとその楽しさのとりこになってしまいますよ。
来年は出演者やボランティアスタッフとして参加も良いですね。
せっかく仙台に来たら、
牛タンやお寿司などの名物を堪能したり、
松島や蔵王などの観光地に行ってみたり、
宮城県の魅力を存分に味わってみるのも
良いのではないでしょうか。
→「赤城南面千本桜まつり《2020》!見頃、駐車場、混雑状況は? 」の記事はこちら。いますぐチェック!