多くの家庭で愛されているコロッケ。
サクサクとした食感と、ほくほくとした中身が
素朴な味わいを醸し出し、
懐かしい思い出を呼び起こしてくれます。
自然と心もお腹も満たされる一品です。
そのまま食べるのももちろん美味しいですが、
ソースをかけるのも良いですし、
醤油や七味唐辛子を添えたり、マヨネーズをかけたり…
他にも様々な食べ方が楽しめます。
ただ、スーパーで購入したお惣菜ならお皿に盛り付けるだけで済みますが、
実際に自分で作ってみるとなると、揚げ物というのはハードルが高いと感じることが多いですよね。
実際に自宅で作ると、
失敗してしまう方も少なくないのが現実です。
そこで今回は、揚げ物に自信がない方でも、
美味しくて上手にコロッケを作る方法をご紹介します。
スーパーのコロッケも確かに美味しいですが、
手作りのコロッケで、さらに心温まる食卓を実現しましょう。
もうコロッケを作るのに失敗したくない！―美味しいコロッケの作り方を知っておこう
いざコロッケを作ろうとしてレシピを確認し、
その通りに作ってみたのに上手くいかなかったりすると、
つい嫌になってしまいますよね。
もう二度と作らない…そう考える前に、
ここでしっかりとコツを習得しておきましょう。
まずは、お馴染みのレシピに従ってコロッケの素を作りますが、
ここでまず頭に入れておきたいポイントがあります。
使用する玉ねぎやじゃがいも、合挽き肉の
水分をしっかりと飛ばすことが大切です。
また、混ぜ合わせた具材は温かいままではなく、
しっかりと冷ますということも重要です。
次に、つい適当にやりがちですが、
具材に衣を付ける際はムラがないように丁寧につけましょう。
ここまで来たら、あともう少しです。
衣がしっかりと付きやすくなるように、
あらかじめ水と卵を溶いた液に小麦粉を混ぜ、その後に具材をつけて、
次にパン粉をまぶしましょう。
最後に、熱している油の中に衣を付けた
コロッケを入れたら、固まるまで触れないことが大事です！
ここで気になって菜箸などでつついてしまうと、
せっかくの手間が水の泡になってしまいます。
衣を破裂させずに美味しいコロッケを作るためにも、
気持ちを落ち着けて静かに待ちましょう。
もうコロッケを作るのに失敗したくない！―どうして、コロッケ作りは失敗してしまうのか
コロッケの作り方のコツをしっかりと把握しましたね。
そのコツを踏まえて、失敗の原因を振り返ってみましょう。
コロッケ作りの失敗の根本的な原因は、衣が破裂してしまうことです。
水分が多い具材をそのまま揚げ油に投入すると、
水蒸気が膨張して破裂してしまうのです。
さらに具材をしっかり冷やさないと、
揚げている際に温度が上がり過ぎ、
これもまた破裂の原因となります。
最終的には、衣が薄かったり、
菜箸でつついてしまうことも破裂に繋がります。
コロッケは、意外と繊細な食べ物なのです。
そのため、水分をしっかり飛ばして冷やすという工程を省いたり、
適当や無頓着に処理してはいけません。
しかし、原因とコツがわかればもう怖いものはありませんね。
もうコロッケを作るのに失敗したくない！―ヘルシーなコロッケも作ってみよう
コロッケなどの揚げ物は、そのサクサクとした
食感が楽しく、また美味しくて、
ついつい食べ過ぎてしまうこともありますよね。
しかし、カロリーが気になる方や、
健康診断で注意を受けた方もいるでしょう。
年齢を重ねるにつれて油物が重く感じるようになったけれど、
それでも美味しいものが食べたいという方もいらっしゃいます。
そんな方々にも安心して楽しんでもらえる、
ヘルシーなコロッケの作り方もご紹介します。
揚げ物として知られるコロッケですが、
実は揚げずに作ることが可能です。
まず、揚げないコロッケに用いる具材は、
いつものレシピに従って大丈夫です。
具材を混ぜたタネをコロッケの形に整形したら、
小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付けていきます。
そして、オリーブオイルを薄く塗ったアルミホイルを天板に敷き、
その上にコロッケを並べ、
さらに小さじ1弱のオリーブオイルを均等にかけて、
トースターで約10分焼きます。
焼き加減は様子を見ながら調整してください。
もうコロッケを作るのに失敗したくない！―コロッケのアレンジレシピを覚えて食卓の幅を広げよう
コロッケは本当に美味しいですが、
つい作りすぎてしまって食べ飽きてしまうこともありますよね。
そんな時には、余ったコロッケをアレンジして、新たな美味しさを楽しみましょう。
親子丼のコロッケバージョンはいかがでしょうか？
ご飯の上にコロッケを載せ、
あめ色に炒めた玉ねぎと卵でとじるだけで完成です。
青のりや七味唐辛子を振りかけて、
少し刺激的な味わいを楽しむのもおすすめです。
じゃがいもを使ったコロッケを活用して、
ポテトサラダにアレンジしたり、カツサンドのように
食パンに挟んでトースターで焼くのも良いアイデアです。
このように、完成された料理でも
新たな形に生まれ変わらせることができます。
様々なアレンジを試して、料理のバリエーションを広げてみましょう。
もうコロッケを作るのに失敗したくない！―まとめ
これまで失敗してきたコロッケも、
ほんの少しの気配りをするだけで、
簡単に美味しく作れることがわかりました。
これからは、恐れずにトライしてみてください。
今回ご紹介した方法をしっかりマスターすれば、
アレンジを行う際にも、さらに美味しさが増します。
食べる時だけではなく、
調理過程を楽しむことができれば、毎日の食生活がより充実したものになります。
→「お菓子作りの失敗をなくそう！失敗例とその対策について」の記事はこちら。いますぐチェック！
