虫歯で歯が痛む時の応急処置!痛む原因や控える事も紹介

虫歯による痛みは、いつ突然訪れるか分からないものです。


虫歯が痛み出すと、食事の際に噛むことができなくなったり、

物事に集中できなくなったりするなど、日常生活に多大な不便を強いられます。


そんな急に襲ってくる虫歯の痛みに直面した場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

今回は、虫歯が痛んだ際の適切な対処法と、避けるべき行動について詳しくご紹介します。


また、歯の痛みの原因が虫歯以外にある可能性も考慮する必要があります。

そのため、虫歯以外の歯の痛みの原因とその治療法についても解説します。

虫歯で歯が痛むメカニズム

まず、虫歯によって歯が痛むメカニズムについて考えてみましょう。

虫歯が発生する原因は、主に歯の表面に付着した細菌が形成するバイオフィルムによるものです。


虫歯の進行過程では、虫歯菌が糖分を栄養源として利用し、

バイオフィルムを生成します。


このバイオフィルムは、菌膜とも呼ばれる生物膜であり、

そこから酸が生成され、歯に穴を開けることで虫歯が形成されます。


虫歯が進行するにつれて、歯の神経にあたる歯髄に近づきます。

この段階で痛みやしみる感覚が強くなってきます。


もし虫歯が歯髄に感染すると、持続的な強い痛みが生じることになります。

さらに進行すると、歯の根元周辺に炎症が発生し、感染が広がるリスクがあります。


虫歯が発生する要因には、虫歯菌の数、歯の質、飲食の頻度、唾液の量やその質、

さらには磨き残しなど、さまざまな要因が考えられます。

虫歯が痛む時の応急処置3選!

虫歯による痛みをできるだけ早く解消するためには、歯医者に行くことが重要です。

しかし、仕事が忙しくて歯科医院に行く時間が取れなかったり、
突発的に痛みが始まってしまった方もいるでしょう。


ここでは、急に虫歯の痛みが発生した際の対処法をいくつかご紹介します。


ただし、これらはあくまで一時的な応急処置であり、痛みが収まったとしても

必ず歯科医院を訪れることが大切です。


痛む部分を頬から冷やす

最初に試してみるべき対処法は、痛みのある部分を頬の上から冷やすことです。


氷を濡れたタオルで包み、頬の上から痛む部分を冷やしてみましょう。

虫歯による歯の痛みの原因は、主に歯髄の炎症です。


この炎症により、神経が圧迫され、ズキズキと脈を打つような痛みを感じることがあります。


この場合、冷やすことで炎症が和らぎ、痛みを軽減することが可能です。


頬を冷やすだけでなく、氷を口に含んで患部を直接冷やすのも良い方法ですが、

重度の虫歯の場合は、逆に痛みが悪化することもあるため、注意が必要です。


口の中を清潔に保つ

歯が痛む原因として、細菌による感染も考えられます。

ぬるま湯で軽く口をゆすぎ、口内の汚れを取り除くことで痛みを和らげることができます。


虫歯があると、患部に触れる快適刺激によって痛みを感じることがあります。

したがって、食べカスなどが患部に付着していると痛むことがあります。


ぬるま湯が利用できない場合は、常温の水でも問題ありません。


ただし、冷たい水でゆすいだり、強くゆすぎすぎると、

逆に刺激を与えることになり、痛みが悪化することがあります。


どうしても食べカスが取り除けない場合は、歯間ブラシを使うのも一つの手ですので、

ぜひ試してみてください。


市販の鎮痛剤を使用する

歯の痛みを感じた際には、鎮痛剤を使用することも効果的です。


痛みのせいで夜に眠れなくなったり、食事をするのが困難になったりすることもあるため、

一時的に痛みを抑える手段として有効です。


飲用タイプの鎮痛剤は、効果が現れるまでに少し時間がかかるため、

痛みを感じたら早めに服用することをおすすめします。


普段から使用している鎮痛剤があれば、それを使っても問題ありません。

薬を使用する際は、使用方法をよく確認してから利用するようにしましょう。

虫歯が痛い時に控えた方が良いこと

これまで虫歯の痛みに対する対処方法を説明しました。


同時に、痛みがある時に避けるべき行動についても触れておきます。


痛みがある時に無意識に行ってしまう行動もあるため、

注意して確認してみましょう。


頰や歯を直接冷やし過ぎる

氷や冷たい水、タオルを長時間にわたって患部に当てることは避けた方が良いでしょう。


先ほどは冷やすことで炎症を鎮めると述べましたが、

過度に冷やすことは血行不良を引き起こす可能性があるため注意が必要です。


また、氷を当てることで皮膚にくっついてしまい、

皮膚に傷をつけてしまう可能性もあります。


急激な温度変化が刺激となり、痛みをさらに悪化させるリスクも考えられます。


患部に触る

歯が痛む時に患部に直接触れると、神経が刺激を受けたり、

細菌が侵入することで痛みがさらに強まる危険性があります。


もし患部に触れてしまった場合は、

ぬるま湯や常温の水で口をきれいにゆすぎましょう。


入浴・飲酒・運動

入浴や飲酒、運動は血行を促進します。


血行が良くなると、血流が神経を圧迫し、痛みが強まる可能性があります。


入浴はシャワーだけにするか、飲酒や運動はできるだけ控えるようにしましょう。

もし歯が痛くなった際には、痛む部分を頬側から冷やすことが有効です。


喫煙

喫煙も歯の痛みを引き起こす一因となります。


タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、

その結果、血流が悪化し、血圧が上昇します。

血圧が高くなることで、普段よりも痛みを感じやすくなることがあります。


虫歯がある時には喫煙を控え、

治療が完了した後に再び喫煙を始めるのが望ましいでしょう。

歯が痛い時の虫歯以外の原因とその治療法

歯が痛む原因は必ずしも虫歯だけとは限りません。


虫歯以外の原因がある場合、先ほど説明した対処法を試みても、

痛みが軽減しないこともあるかもしれません。


ここでは虫歯以外の歯の痛みの原因とその治療法について詳しくご紹介します。


歯周病

歯周病は、歯と歯茎の間に蓄積された歯石や歯垢が原因で、

歯茎に炎症を引き起こす病気です。


歯が痛む原因は、歯垢に含まれる細菌によるもので、

これらの細菌は、歯の周囲に付着し、歯を支える骨を破壊してしまいます。

最終的には、歯が抜けてしまう危険性もあるのです。


治療法としては、歯科医院での歯石除去が有効です。

歯と歯茎の間にある歯石を取り除いたり、

歯茎から歯石を取り除く処置を行います。


親知らず

歯が痛む原因の一つは、親知らずから来る痛みです。


親知らずが斜めや横向きに生えることで、

手前の歯や歯茎を圧迫し、痛みを引き起こすことがあります。


さらに、親知らずはブラシが届きにくい位置に生えているため、

食べカスがたまり、細菌が増殖し、虫歯や炎症の原因となるなど、

さまざまなトラブルを引き起こす要因となります。


治療方法としては、一般的に抜歯が行われます。


親知らずが原因で虫歯や炎症が起こっている場合、

治療を行っても再発するリスクが高いためです。


応急処置としては、痛み止めが効果的です。


歯の破折

歯が割れたり、折れたりすることを「破折」と呼びます。


歯が破折すると、亀裂から細菌が侵入し、

歯の神経に炎症が生じることがあります。


また、歯にヒビが入った場合、その破折部分が歯の歯髄に達していると、

激しい痛みを伴うことがあります。


痛みがあるのに確認できない場合は、

歯科医院でレントゲンを撮らなければ、状況を把握することができません。


治療方法としては、亀裂が小さい場合、細菌の侵入した部分を削除し、

洗浄を行った上で接着する方法や、一度抜歯してから接着剤で歯の破片をつなぎ、

元の位置に戻す方法があります。


どちらのケースでも、まずは歯科医院での受診が必要であり、

症状の程度を確認することが重要です。


治療方法については、医師とよく相談した上で決定するようにしましょう。

まとめ

虫歯による痛みは、突然にして訪れるものです。


事前に応急処置の方法を知っておくことで、

痛みが襲ってきた際に迅速に対応できるようにしましょう。


また、痛みの原因は必ずしも虫歯だけではないことを理解することが重要です。


虫歯が疑われる場合は、できるだけ早く歯科医院での診察を受け、

普段から痛みが発生しないように気を付けることが大切です。


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