
カレーはとても美味しく、しかも作るのが比較的簡単な料理ですよね。
とはいえ、簡単に作れるとは言っても、
カレーを完成させるまでには多くの工程があり、
それぞれの工程において、美味しいカレーを作るための
秘訣がしっかりと存在しています。
では、一体どうすればより美味しいカレーを
作ることができるのでしょうか、
今回は「カレー作りを失敗しないための方法」について、
詳しくご紹介していきたいと思います。
カレー作りを失敗しない方法 ①下準備はしっかりと

まず、下準備が全てを決定づけるということを理解しておいてください。
下準備をおろそかにすることは、つまり美味しいカレーを
作ることができなくなるということを意味します。
カレーに使う具材は何を選ぶのか、
味付けや隠し味はどうするのか、水の目分量はどのくらいか、
何人分を作るのか、などを考慮した上で、
あらかじめしっかりと準備を整えておきましょう。
まず最初に、野菜(ジャガイモ、人参、玉ねぎなど)の
皮を剥いておくことが重要です。
あまり強く力を入れて剥こうとすると、皮だけでなく
身の部分までも削り落としてしまうことになります。
野菜を傷めつけると、うま味が逃げてしまいますし、
深く削りすぎることも、うま味が失われる原因となります。
皮を剥いた後は、次に肉を叩く作業に移りましょう。
野菜を傷つけないように気を付けているのに、
肉は叩いても良いのかと思う方もいるかもしれませんが、実際には違います。
肉を叩くことで、柔らかくなり、
食べ応えのある良い食感になります。
ただし、あまり強く叩きすぎると逆効果になるので、
適度な力加減で叩いてください。
これで、下準備は完了です。
カレー作りを失敗しない方法 ②具材のカット方法

次に、具材のカット方法についてお話しします。
単に具材を鍋に放り込むだけではいけません。
もちろん、食べやすい大きさにカットする必要があります。
しかし、一口サイズにカットする前に、
気を付けていただきたいポイントがあります。
それは、具材を繊維に沿って切るということです。
繊維に沿ってカットすることで、
型崩れを防ぐことが可能になります。
特に野菜に関してはこのポイントが重要です。
型崩れしてしまうと、食べにくくなるだけでなく、
見た目も悪くなってしまいますよね。
お腹に入れば気にしない方もいるかもしれませんが、
ぜひ注意してほしいところです。
ちなみにお肉は炒めると縮むため、
一口サイズよりもやや大きめに
カットするのも良いかもしれません。
この点については、男女によって一口のサイズが異なるため、
食べる人に合った大きさにカットすれば、より良い仕上がりになります。
カレー作りを失敗しない方法 ③炒める重要さ

次に、炒めることの重要性についてお話しします。
まさか、具材をカットしたらそのまま鍋に入れて、
ルーと一緒に煮込むなんてことはしないですよね?
これは絶対に避けるべき行為です。
なぜなら、炒めることによって、
野菜の風味がより深まり、美味しさが増すからです。
そして、野菜が少し茶色になってきたら、そのタイミングでお肉を加えましょう。
野菜 → お肉という順番で炒めるのが一般的です。
お肉には特に味付けは必要ありませんが、
さらに凝ったカレーを作りたいのであれば、
胡椒や塩、香辛料などで軽くまぶすと、
さらに美味しさが増すでしょう。
これは個人の好みによるので、
気になる方はぜひ一度試してみてください。
カレー作りを失敗しない方法 ④上手に煮込むには?
具材を炒め終わったら、いよいよ最終工程である煮込み作業に入ります。
ここでは焦らず、慎重に進めてください!
まず、絶対に守っていただきたいのは、
水の目分量をきちんと測ることです。
水の量が多すぎると、
べちゃべちゃで味の薄いカレーになってしまいます。
逆に水が少なすぎると、ドライカレーのようになってしまいます。
事前に目分量を把握しておけば、
焦ることなく、間違えることがなくなります。
次にカレーのルーを加えて煮込んでいくのですが、
この時点で一旦火を止めることをおすすめします。
なぜなら、火を止めた状態でカレーのルーを溶かした方が、
ダマになりにくく、スムーズに仕上がるからです。
そして、ルーが完全に溶けたら、弱火で10~15分ほど煮込んでください。
この時、カレーをしっかりと混ぜながら、
煮込むことが大切です。
混ぜずに煮込み続けてしまうと、
カレーの底が焦げてしまい、
せっかく作ったカレーが台無しになってしまいます。
私自身、この経験を何度もしたことがあるので、
焦げたカレーが本当に美味しくないことを断言できます。
さらに、鍋の底に焦げカスがくっついてしまうと、
取れなくなってしまうこともあります。
最悪の場合、鍋を買い替えなければならないことも。
そのため、最後の力を振り絞る思いで、
煮込みの際はしっかりと混ぜ続けることを
心に留めておいてくださいね!
カレー作りを失敗しない方法 まとめ
今回は「カレーを失敗しないための方法」として、
初心者の方にも分かりやすくお伝えしましたが、
経験者の方にもぜひ気を付けていただきたい内容です。
今回ご紹介した内容の中には、経験者でも
知らなかったことがあるかもしれません。
もしそういったことがあれば、
次回カレーを作る際に、その知識を活かして、
美味しいカレーを作っていただければ幸いです。
→「卵焼きを失敗しても慌てずに!おいしくリメイクする方法」の記事はこちら。いますぐチェック!