
現在、多くの人々が新型コロナウイルスの影響を受けて、
自宅で過ごす時間が増加していますね。
特にお子さんがいる家庭では、子どもが退屈しないように
さまざまな工夫を凝らしていることでしょう。
そこで、この記事では折り紙を使ったカエルの作り方や、
そのカエルを使った遊び方について詳しくご紹介いたします。
ぜひお子さんと一緒に楽しみながら挑戦してみてください!
家に折り紙が無いときは?
もしかすると自宅に折り紙がない方もいらっしゃるかもしれませんので、
まずは手軽に正方形の紙を作成する方法をご紹介いたします。

まずは、どのような大きさの紙でも構いませんので、
長方形の紙を用意してください。次に、下図の☆の部分を持って、
オレンジ色の部分の線と線が重なるように折っていきます。
まずは基本~ぴょこぴょこカエルの作り方
ここでは、折り紙の本でもよく見ることができる
基本的なカエルの作り方を詳しく解説いたします。
本物のカエルのようにぴょこぴょこ
ジャンプさせて遊ぶことができるのが、このカエルの大きな特徴です。
①たて方向に紙を半分に折りましょう。
折り目をつけたら元に戻し、次に横方向に半分に折ります。
(画用紙を使用しているため、画像では少し厚みがあるように見えます)


②上の端が中央の線に合うように折り、
折り目をつけたら元に戻します。
上半分に×の折り目をつけたら、再度戻します。

③上半分が三角形になるように、折り目に沿って折ります。
(この際、赤色の線の部分をくっつけるように折ると良いです)


④一番下の端と中央の線が重なるように折りましょう。
赤色の部分を中央に向けて折ります。
この時、矢印のような形になることを意識してください。



⑤一番下の端が中央の線と
重なるように折ります。☆の部分を横に引き出し、
折りたたみ、その部分を下に下げます。



⑥下図に示されているそれぞれの点線部分を折ります。
裏返して目を描いたら、これで完成です。
☆部分を下に押して勢いよく手を離すと、
カエルがぴょんとジャンプしますよ。




口が動かせるパクパクカエルの作り方
こちらでは、パペットのように口の部分を
動かせる可愛らしいカエルをご紹介します!
この作品は折り方が少し複雑なため、少し大きめの紙で折ることをおすすめします。
①紙を半分に折り、その折り目に合わせて
両端を折ります。その後、たてに半分に折ります。
点線部分を折ります。


②上半分を中央の線に合わせて折ります。
点線部分を折り、紙を裏返して、
さっき折った部分を再度折ります。



③再び裏返して、下の線と上の線が重なるように折ります。
右下と左下の両方の角を折り、それぞれの角が中に隠れるように折り込みます。
上から見ると、3枚目の画像のようになります。



④赤色の部分を中に折り込むため、その部分の角を折ります。
折り込むと、上から見た時に手を入れる場所が
2箇所あることがわかります。
(ホッチキスで留めておくと便利です)



⑤目になる白い部分を折り起こします。
目などを書き込めば、これで完成です!
後ろの2つの隙間に手を入れて、パクパクさせてください。
ごっこ遊びなどで使ってみてくださいね!

この作り方は以下のURLにある動画を参考にしたので、
詳細を確認したいときにはぜひご覧ください。
パクパクカエルで絵本を読もう!

上記のパクパクカエルを完成させたら、
せっかくの機会ですので、読み聞かせにも
ぜひ活用してみるのはいかがでしょうか?
きっとお子さんも喜ぶと思いますよ!
本物のカエルは少し怖いかもしれませんが、
物語の中に登場するカエルは、なぜかとても親しみやすいですよね。
意外にもカエルをテーマにした本は非常に多く存在するため、
その中からいくつかを紹介いたします。
・「ふたりはともだち」作:アーノルド・ローベル…二匹の仲良しなカエルの物語で、シリーズものです。二人の少し可笑しな会話がとても楽しく、また絵もとても素敵です。
この物語は国語の教科書で読んだという親世代の方も多いかもしれません。絵本ですが、友情についても学べる名作として知られています。
・「ゆかいなかえる」作・絵: ジュリエット・キープス…卵からかえった4匹のカエルの1年間を描いた物語です。物語として楽しむだけでなく、カエルの生態についても知識を深めることができる内容です。
・「バムとケロのおかいもの」作: 島田 ゆか…「バムとケロ」シリーズの一つで、しっかり者の犬・バムとマイペースなカエル・ケロの日常を描写しています。
細かいしかけにこだわった絵が子どもたちの心をつかみ、大人でも多くのファンがいる人気シリーズとして親しまれています。
・「おはなしのたからばこワイド愛蔵版(3) カエルの王さま」作: 江國 香織、絵: 宇野 亜喜良…グリム童話「カエルの王さま」を、作家の江國香織さんが新たに書き直した作品です。
わがままなお姫様と、その毬を拾ったカエルの物語で、お姫様はカエルと共に生活を過ごさなければならなくなるのですが、実はカエルは…という内容が展開されます。
美しい文章と、絵画のように繊細な絵が、お城で繰り広げられる不思議な物語に子どもも大人も魅了されることでしょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
折り紙を使って簡単に遊べる道具を作成できるので、
自宅でも楽しい時間を過ごすことができると思います。
ぜひお子さんと一緒に試してみてください!