
天ぷらは本当に美味しい料理ですよね。
私自身、天ぷらが大好きです!
しかし、天ぷらを美味しく作るのは、実は少し難しいことです。
衣がぱらっと剥がれてしまったり、
衣がしっとりしてしまったりすることもあります。
また、成功しても作りすぎてしまったりすることもありますよね。
今回はそんな失敗した天ぷらをリメイクするための料理アイデアをいくつかご紹介します。
最後には、失敗しないための衣の作り方もお伝えしますのでお楽しみに。
失敗した時の天ぷらアレンジレシピ

せっかく作った天ぷらなのに、衣が剥がれてしまった!
衣がふにゃっとしてしまって、なんだか食欲が湧かない…
そんな経験をしたことはありませんか?
そういった天ぷらは、あまり食べる気にはなりませんよね。
でも、そんな天ぷらを捨ててしまうのは非常にもったいないです。
では、どうすればいいのでしょうか?
アレンジ料理に変えてしまいましょう!
剥がれてしまった衣や、ふにゃっとした衣も気にならなくなります。
もし余った天ぷらがあった場合も、同様にアレンジが可能です。
それでは、早速いくつかのアイデアをご紹介していきましょう。
◎天ぷらの卵とじ
こちらは、薄くスライスした玉ねぎと
天ぷらを出汁、醤油、みりんで煮込み、卵でとじる料理です。
もちろん、これだけでも十分に美味しいですよ!
そして、これを温かいご飯の上にかけると、天とじ丼になります。
親子丼に似た味わいで、
鶏肉の代わりに天ぷらが乗っているような感覚です。
私はおかずとして食べるよりも、
どんぶりとして楽しむ方が好きです!!
◎天ぷらの炊き込みご飯
え?それは何?と思う方もいるかもしれません。
実際、作るのはとても簡単です!!
炊飯器に米を入れ、その米を炊くのに必要な分量の水を加えます。
味付けとしてめんつゆを加えるのですが、
めんつゆを加える分量と同じだけの水を減らすことがポイントです。
これにより、炊きあがった時に米が
べちゃべちゃになるのを防ぐことができます。
めんつゆの量は、思ったよりも少なめの方が良いでしょう。
お好みに応じて出汁の味を確かめてみるのも良いと思います。
味が決まったら天ぷらを加え、
普通に炊飯をスタートしましょう。
炊きあがったらムラがないようにしっかりと混ぜれば完成です。
油が回り、天丼のような味わいでとても美味しいです。
◎天むす
炊き込みご飯と少し似ていますが、
今回使うのは既に炊き上がっているご飯です。
ご飯はできるだけ熱々のものを使うと良いでしょう!
熱いご飯に天つゆ、天ぷら、
お好みでとろけるチーズを加えて混ぜます。
天ぷらは事前に切って
一口サイズにしておくと良いと思います。
最初は天つゆでべちゃっとしていますが、
焦らずにしっかりと切るように混ぜましょう。
水分がなくなれば完成です。
おにぎりにすると、冷めても
美味しい天むすおにぎりが出来上がります。
天ぷらがなくても、天かすを使っても美味しく作ることができます。
ここまで三品をご紹介してきましたが、
見栄えが良くない天ぷらは、炊き込んでしまうのが一番の解決策です!
だし汁を吸った衣はジューシーでぷるぷるに仕上がりますが、
カロリーが気になる方もいるかもしれませんが、それでも思わず食べたくなるほど
美味しいので、ぜひ試してみてほしいです。
それでは次に、失敗しない
天ぷらの作り方を見ていきましょう。
失敗しない天ぷらの作り方

これまで失敗した天ぷらの
アレンジレシピを紹介してきましたが、
せっかく作るなら、失敗は避けたいですよね?
ここからは、失敗しないおいしい天ぷらの作り方をお伝えします。
そのためのポイントは二つあります。
一つ目は、揚げるときの油は多めにすること、
二つ目は、小麦粉を温めることです。
ん??と思う方もいらっしゃるかもしれませんね?
それでは、詳しく説明していきますね。
一つ目の油を多めにするというのは、理解しやすいですよね?
問題は二つ目のポイントです。
まず、天ぷらの衣がしっとりしてしまう
原因の一つがグルテンの存在です。
何それ?と思いましたか?
これは小麦粉の特性でもあり、
パンやうどんを作るときには重要ですが、
天ぷらを作る際には、むしろ邪魔になるのです。
グルテンは、小麦粉と水分を混ぜて、
力を加えることで発生します。
力を加えるとは、混ぜるという行為も含まれます。
ただし、混ぜないままではだまになってしまい、
美味しい天ぷらは作れません。
だまにならない程度に混ぜつつ、
しかしグルテンが形成されないようにするのは、かなり難しいですよね?
グルテンを発生させにくくする方法が存在します!
それが、小麦粉を温めることです。
普段、小麦粉を冷蔵庫で保存している方が多いと思いますが、
これは虫の発生を防ぐためには有効ですし、間違いではありません。
ただし、使う分の小麦粉を皿の上に広げ、
電子レンジで温めるという方法も良いのです!
目安としては、500Wで約2分程度ですが、
やりすぎには注意が必要です。
焦げてしまうと、風味が損なわれた天ぷらが出来上がります。
心配であれば、1分から少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。
触って温かいと感じられる程度で大丈夫です。
この方法を使うことで、冷めてもサクッとした
美味しい天ぷらが楽しめるでしょう!
失敗した天ぷらのアレンジ まとめ

失敗してしまった天ぷらでも、アレンジを加えることで美味しく楽しめるレシピがたくさんあることをお伝えしました。
この記事を作成している間、私自身もお腹が空いてきました(笑)。
今日の夕食にでも作ってみようかなと思っています!
失敗した時のアレンジや工夫も大事ですが、
やはり成功した天ぷらでアレンジしたいという気持ちもありますよね?
皆さんもぜひ、今回のアイデアを試してみてください。
→「ハンバーグ作りに失敗しても、華麗においしくリメイクする方法︎」の記事もぜひご覧ください。今すぐチェックしてみてください!