
うつ病の兆候を感じている方々、または仕事を辞めたいと思っている方に向けて
この記事が少しでもあなたのお役に立てることを心より願っています。
朝の目覚めが恐ろしいと感じたり、出勤することが非常に憂鬱で堪らない、または頭痛やめまい、
さらには吐き気といった身体的な症状に悩まされている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々の力になれることができれば、非常に嬉しく思います。
私自身も過去にブラック企業で勤務していた経験があり、その影響でうつ病を発症し、退職を余儀なくされることとなりました。
今回は、その体験について皆さんにお伝えしたいと思います。
私はブラック企業での勤務が原因でうつ病に苦しみました!

まず、私がどのような職場環境で働いていたかをお話ししますと、上司からのパワーハラスメントが日常的に行われており、
残業時間が月に100時間を超えることが当たり前で、非常に厳しい労働環境でした。
まさに典型的なブラック企業の一例といえるでしょう。
事務所内ではしばしば大声で叱責される上司(しかも、その上司が間違っていることがほとんどでした)もいましたし、
土曜日や祝日の出勤は当然のこととなっており、日曜日に出勤することも全く珍しくありませんでした。
要するに、時代の流れに逆行するような労働環境でした。
それでも、当時の私は転職する自信が持てず、
新卒で入社した会社だったため、簡単に退職を考えることはできませんでした。
「自分はうつ病かもしれない」と思った私は、ネットでセルフチェックを行いました・・・
その結果、オンラインで実施したうつ病のセルフチェックでは、
驚くべきことに、多数の項目に該当することが明らかになりました。
「うつ病 セルフチェック」といったキーワードで検索すると、
多くのセルフチェックが利用できるウェブサイトが見つかります。
あるサイトでは「うつ病の疑いがありますので、専門の医療機関を受診することをお勧めします。」
という診断を受け、さらに他のサイトでも同様の結果が続々と出てくるということが何度もありました。
もしあなたが自分にうつ病の可能性があると感じているのであれば、
ぜひセルフチェックを試してみることをお勧めします。
インターネットを使えば簡単に見つけられ、誰でも無料で気軽に診断を受けることができます。
セルフチェックの結果、うつ病の可能性が指摘されたにもかかわらず、
有給休暇を取得することが難しく(ブラック企業で働いていたため)、
加えて、専門のクリニックに行くための時間もなかったため、
しばらくは症状を無視しながら出勤を続けていました。
そんなある日、産業医との面談が実施されることになり、
ようやく近くの精神科に行くことができました。
うつ病を理由に会社を休み、転職活動を行いました
その際、私はうつ病を理由に長期の休暇を取得し、その間に転職活動を行い、さらにはそのまま退職することも考えました。
実際に専門の病院に行きました。
当時の私は、制服を着て仕事に出勤し、制服を着たままで勤務し、
そして制服を着たままで帰宅するという一連の流れを繰り返していました。
そのため、精神科の待合室で、知人とは言えないものの
同じ会社の制服を着た他の人を目にすることがありました。
その瞬間、自分の会社でもうつ病を抱えている人が存在するのだと実感しました。
そして、専門の医師による診断はまず質疑応答から始まりました。
実はその時、私は少し症状を誇張して伝えることにしました。
診断書をもらうことが、今後の転職活動において必要不可欠だったからです。
卑怯な手段と思われるかもしれませんが、
今振り返ると、私はこれが正当な判断だったと感じています。
実際には嘘をついたわけではなく、何よりもブラック企業から
脱出するためには必要な行動だったのです。
そして、無事に診断書を手に入れ、その後しばらく会社を休むことになりました。
まるで使えなかった有給休暇が40日以上も残っていたため、
その期間を消化することになり、結果的に2か月以上の休暇を取得することができました。
上司にいつも叱責されていた私ですが、意外にもすぐに内定を得ることができました

その休暇中に転職活動を行った結果、無事に内定を獲得することができました。
実際には、1社から内定をもらったのです。
これが自慢に聞こえるかもしれませんが、私が伝えたいのは、転職は思っている以上に
簡単であるということです。
無理に劣悪な職場環境で我慢し続ける必要は、基本的には誰にとってもないのです。
長期の病休から職場に復帰する前に、会社との話し合いが行われることがありました。
その際、元凶である上司も偉そうに振る舞っていました。
精神科の医師からはリワーク制度を利用することが良いとアドバイスされ、
今後の進め方について話し合う場が設けられました。
そこで内定を得たことを伝え、転職することを決意し、
無事にブラック企業に別れを告げることができました。
パワハラを行っていた上司以外の方々とは、比較的円満に退職することができたのです。
うつ病は決して我慢すべきものではありませんでした

以上が私の体験談で、伝えたいことは、うつ病を我慢することには
何のメリットもないということです。
私は一定の期間、辛抱していたことになりますが、
振り返ると、ただ腹立たしい思い出が増えただけで、
もっと早く病院に行って対処すればよかったと強く感じています。
ただ、比較的初期の段階で対処できたため、
それほど深刻な事態には至らなかったのが幸いでした。
場合によっては、うつ病が原因で自ら命を絶つ方もいると耳にします。
こんなに悲しいことはありません。
もし少しでも自分はうつ病かもしれないと感じるのであれば、
セルフチェックを行い、専門の医師や医療機関で診断を受けることを強くお勧めします。
そのままうつ病の症状を放置して仕事を続けることは
絶対に避けるべきです。
まとめ
もしあなたが「うつ病かもしれない」と感じたり「仕事を辞めたい」と思っているのであれば、
うつ病を理由に診断書を医師に発行してもらい、
その休暇期間中に転職活動を行うという選択肢も、
ぜひ考慮に入れてみてください。
転職活動を行うことは決して逃げではありません。
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