使ってはいけない安すぎる鍋・フライパン

私たちの生活には、さまざまなお金がかかってきます。独身の方も、家族を持つ方も、生活に必要なお金のかかり方には基本的に共通点があります。

節約を心がけている人や、生活用品に多くのお金をかけたくないと考える人は、無駄を省く努力をするのが一般的です。

ただし、安いからといって必ずしも良い製品であるとは限りません。私自身の経験から、安易な考えで購入したものが後悔につながったことがあります。そこで今回は、特に避けるべき安すぎる鍋やフライパンについてお話ししたいと思います。

安すぎる鍋・フライパンに目が行ってしまう理由

食事は私たちが生きていく上で欠かせない要素です。そのため、食費を削減するには限界があるものですが、調理器具に関しては、安いものでもなんとかなると考えがちです。

もしフライパンや鍋の買い替えを検討しているのであれば、あなたも同じように感じているのではないでしょうか。
お店に行くと、つい少しでも安価なものに目が行くことが多いと思います。
もちろん、裕福な方やブランド志向の高い方は別かもしれませんが。

私自身も、まず価格を確認して、店頭に並んでいる最も安い商品を手に取りがちです。
現在では、ホームセンターやディスカウントストアで多くのフライパンや鍋が取り扱われています。
特に安価なものは500円台から販売されており、100円ショップでも見かけることがあります。

見た目では安いものも高いものも大きな違いがわからないことが多いため、つい安い方を選んでしまうのです。
特に、家庭内で複数のフライパンや鍋を使っている方は、安価な選択肢に目が行くかもしれません。

家族がいる方や大家族の場合、フライパンを2つまたは3つ持っていることが多いでしょう。1つ目は高品質のものを選んでいても、2つ目や3つ目は千円程度、あるいは千円未満のものかもしれません。私自身も、千円未満のフライパンと少し高めのものを併用しています。同様に鍋もそうです。

料理の得意不得いや技術も、調理器具を選ぶ際には重要なポイントかもしれませんが、私の意見ではそれほど関係ありません。

最近では、コロナの影響で自粛生活を余儀なくされた方が多く、その結果、自炊を始める人が増えたというニュースもよく耳にします。自炊をするためには、当然調理器具が必要です。コロナを機に料理にハマってしまった方もいるのではないでしょうか。そういった方々には、ぜひ安すぎる製品ではなく、少し良いものを購入して、その違いを実感していただきたいと思います。

高いものと安いもののメリット・デメリット

「安くても高くても、そんなに変わらないのでは?」と思っている方に向けて、高い製品と安い製品のフライパンや鍋のメリットとデメリットを整理してお伝えいたします。

メリット(安い商品)

  • 手頃な価格で手に入る
  • 頻繁に買い替えやすい

デメリット(安い商品)

  • 焦げやすい傾向がある
  • 取っ手部分のネジが緩みやすい
  • 表面が剥がれやすいことがある
  • 傷がつきやすい

メリット(高い商品)

  • 壊れにくい
  • 使い勝手が良好である
  • 長期間使用できるため、トータルコストが抑えられる
  • 焦げにくい設計が多い

デメリット(高い商品)

  • 価格が高いため手が出しにくい
  • 安価な商品との違いが理解しづらい

安いものと高いものの違いについて、少し理解が深まったでしょうか。製品の説明を読んでもその違いが分からない方には、商品の口コミや実際に使用している人の動画を見ることをお勧めします

さらに、高品質なフライパンの中には、油を使わずに調理できる製品も多く存在します。健康やカロリーを気にする方にとっては、非常に魅力的な商品です。逆に、あまりにも安いものでは、油を引いても焦げてしまったり、火が均一に通らなかったりすることがあるのです。

また、洗いやすさについても、価格によって違いが出ると思います。高いものは焦げ付きが落ちやすいですが、安いものは全く取れなかったりする経験はありませんか?

長期的な視点を持とう!

高価だけれども長く使えるものと、安価だけれども短期間で買い替えが必要なもの。あなたならどちらを選びますか?

私は、千円未満のフライパンと、少し高価なティファールのフライパンの2種類を使用しています。

千円未満のフライパンは安価で、もう一つ高品質なものを持っているからこれで十分だと思いました。しかし、わずか半年ほどで内側が剥がれ始めてしまいました。安いから仕方ないと思いつつも、やはり同じタイプのティファールを選んでいれば良かったと後悔しています。内側が剥がれることで、調理中にそれが剥がれてしまうのではないかという不安も生まれています。

一方で、ティファールのフライパンは5年ほど使っていますが、目立つ傷も焦げ付きもなく、非常に満足しています。安いものに比べて、洗いやすさや乾きやすさも私のお気に入りのポイントです。

長い目で見れば、やはり長く使えるものを選ぶのが賢明だと感じます。

まとめ

これからの生活において、料理をすることは避けられないものです。それを考えると、多少高くても良い製品を選ぶべきだと思います。

今回は『避けるべき安すぎるフライパン・鍋』についてお話ししました。ぜひお金を無駄にせず、賢い買い物を心掛けていただきたいと思います。

そして、自分が選んだ道具で料理を楽しんでいただければ嬉しいです!

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