初めてのデートは、年齢を問わず心が躍る特別な瞬間ですよね。
好きな人と会えるという喜びや、お付き合いをしていないカップルにとっては、これからどんな展開が待っているのかを想像するだけでも胸が高鳴るものです。
そのため、デートの前夜に入念に身だしなみを整える方も多いのではないでしょうか。
スキンケアやボディケア、ヘアケア、ネイルなど、普段以上に細部に気を使いたくなるものです。
さらに、もう一つ重要なのがデート当日の服装選びです。
私は約8年間アパレル業界に携わり、店舗の責任者として勤務していた経験があります。その中で、デート服を探しに来るお客様が多くいらっしゃったことを思い出します。
実際、私自身も初デート用の服を購入したことがあります。
やはり、第一印象は非常に重要で、身だしなみや服装は欠かせない要素となってきます。
初デートの服装が全てを台無しにするのは避けたいものですので、ぜひ「買ってはいけない初デート服」についてご紹介したいと思います。
自分に似合う服装が分かりますか?
まず最初に、自分に似合う服やカラーを理解していますか?とお尋ねしたいです。
多くの方が、自分が好きな服装や色と実際に似合うものが異なることに気づいていないかもしれません。
基本的に、人は自分が身につけるものを好みで選ぶことが多いのです。
そのため、「似合うより好き」という傾向が強くなることがあります。
しかし、初デートの際には、自分に似合う服を選ぶことが大切です。
前述のように、第一印象で9割が決まるというデータもあるぐらいですから、自分にぴったりな服を選ぶことが、相手を魅了するチャンスを生み出すことに繋がります。
自分に似合う服を知るためには、自分の体型や骨格、さらにはパーソナルカラーを把握することが非常に重要です。
1.体形診断
体形診断とは、自分の体の形を理解することです。
一般的には、洋ナシ型、リンゴ型、バナナ型、複合型に分かれることが多いです。
洋ナシ型の特徴‥お尻や太もも周りがしっかりしていて、上半身が比較的薄いタイプです。
日本人には洋ナシ型が多いという統計もあります。
リンゴ型の特徴‥ウエストが太くなりがちで、胸部のサイズが大きめです。
リンゴ型は特に欧米人に多いとされています。
バナナ型の特徴‥全体的にスリムで、筋肉がつきにくい体型です。
複合型の特徴‥洋ナシ型、リンゴ型、バナナ型の要素を兼ね備えたタイプです。
このように、自分の体型を知ることで、似合う服のシルエットが見えてきます。
洋ナシ型は、スキニーよりも裾が広がったフレアの方が美しく見えるでしょう。
リンゴ型は、Iラインの服を避ける傾向がありますが、逆にゆったりした服を選ぶとウエストを強調してしまう恐れがあるので注意が必要です。
バナナ型の場合、下半身はあまり悩まないかもしれませんが、胸元を露出すると女性らしさが失われるため、Vネックは避けるべきです。
2.骨格診断
体形診断と似ていますが、骨格診断を行うことで、より自分のスタイルを美しく見せることができます。
ストレートタイプ
立体感があり全体的に厚みがあり、存在感を感じさせます。
ボディが卵型で、リンゴ型の方が細身であれば、ストレートタイプになることが多いです。
ストレートタイプの方は、メリハリがあるためシンプルなデザインが引き立ちます。
肌を露出することで垢抜け感が増すので、VネックやUネックのアイテムを選ぶと良いでしょう。
タートルネックは身体をがっしり見せてしまうため、選ばない方が賢明です。
ウェーブタイプ
骨が細く、脂肪がつきやすい体型です。
また、三角形型なので洋ナシ型に似ています。
お尻や太ももが強調されやすいので、くびれを意識したスタイルが好ましいです。
裾が広がるフレアスカートや、ワンピースにベルトを巻くことで上半身に視線を集める工夫が効果的です。
ナチュラル
高身長で手足が長く、全体的にスリムな体型です。
こちらはバナナ型の特徴にも当てはまります。
胸元の露出は控え、ゆったりとしたシルエットを選ぶことをお勧めします。
パンツスタイルを美しく着こなせるのもナチュラルタイプの強みです。
3.パーソナルカラー診断
体形や骨格を理解したら、次は自分に似合うカラーを探ることが重要です。
大きく分けて2つのタイプがあり、肌の色に基づいて分類されます。
イエローベース
通称イエベと呼ばれ、肌の色が黄色寄りのタイプです。
ブルーベース
通称ブルべと呼ばれ、肌の色が青色寄りのタイプです。
どちらのタイプかを確認するための無料診断も存在しますので、ぜひ試してみてください。
イエベの方は、血色がはっきりしていて、明るく暖かみのある色が似合います。
具体的には、コーラルやベージュ、キャメル、レッドなどが肌を美しく引き立ててくれるでしょう。
一方、ブルべの方は透明感があり、クールな印象を与えるため、寒色系がよく似合います。
ブルーやグレー、ラベンダーなどの色合いが美しい肌を際立たせます。
イエベの方がブルべの色を選んでしまうと、せっかくの明るさが失われ、肌のトーンが暗く見えることがあるため、ブルべを意識したアイテムは選ばない方が良いでしょう。
このように、まず自分を知ることで、服の選択肢が広がり、選びやすくなります。
初デートの前にはぜひ診断を行い、買ってはいけない服を避けるようにしましょう。
相手のリサーチはできていますか?
自分に似合う服が分かったら、次に相手の好みを理解しておくことが大切です。
確かに、自分自身が「これが勝負服だ!」と思っている服があるかもしれません。
しかし、それが必ずしも相手の好みであるとは限らないのです。
「私は好きな服を貫く!」というスタンスの方もいるでしょう。それも重要ですが、初デートの日くらいは相手に合わせてみることで、より距離を縮めるきっかけになると思います。
たとえば、清楚で綺麗めなスタイルが好まれる方には、ロングスカートやワンピースを選ぶことをお勧めします。
避けるべき初デート服としては、ミニスカートやショートパンツ、派手な柄や鮮やかな色合いのアイテムが挙げられます。
一方で、流行に敏感な方には、トレンドのアイテムや素材、シルエットを1点だけでも取り入れると良い結果を生むでしょう。
相手をリサーチすることで、好みや嫌いなスタイルを理解し、お互いの距離を縮めるきっかけにもなるので、初デートの前にはさりげなく相手に聞いてみることをお勧めします。
まとめ
〇自分に似合う服装が分かりますか
1.体形診断
2.骨格診断
3.パーソナルカラー診断
〇相手のリサーチはできていますか
以上が、初デートで避けるべき服装のポイントです。
これを参考に、自分自身をより理解し、気になる相手に素敵な姿を見てもらえることを願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。