愛犬に与えるドッグフードは、安全で健康に良いものを選びたいと考えるのが飼い主の自然な気持ちですよね。
しかし、ドッグフードの種類が非常に多く、さらに手作りや無添加などの選択肢があるため、どれを選べば良いのか迷ってしまうこともあります。
あなたも同様に、戸惑っているのではないでしょうか。
そこで、私は愛犬に本当に安全で良いドッグフードを食べさせたいという思いから、獣医師が推奨するドッグフードを調査することにしました。
獣医師が推薦するドッグフードであれば、安心して愛犬に与えることができますよね。
今回は、ワンちゃんに避けるべきドッグフード、獣医師がおすすめする本当に良いドッグフード、そして体に良くないドッグフードについて、このページで詳しくお伝えしたいと思います。
愛するワンちゃんの健康と安全を守るために、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
まずは、獣医師が推奨するドッグフードについて詳しくまとめてみたいと思います。
獣医さんがおすすめするドッグフードって？
獣医師が推奨するドッグフードを選ぶ際には、ワンちゃんの犬種や体の大きさ、年齢、そして含まれる原材料が重要なポイントだと知りました。
ワンちゃんが小型犬、中型犬、大型犬のいずれであるか、または0～1歳の子犬、1～7歳の成犬、8歳以上のシニア犬であるかによって、必要なドッグフードの種類は変化します。
特に0～1歳の急成長期には、筋肉や骨の成長を助けるために、たんぱく質が豊富なドッグフードを選ぶのが理想です。また、シニア犬に対しては、関節に良いとされるグルコサミンが含まれているドッグフードを選ぶことが推奨されます。
あなたの愛犬の年齢に応じた適切な栄養素が含まれているドッグフードを選ぶことが大切です。
ここからは、ワンちゃんの健康に良い原材料や、内臓に負担をかけやすい成分、アレルギーを引き起こしやすいものについても少し詳しくまとめてみたいと思います。
ドッグフードの原材料について
ドッグフードの原材料は大きく分けて、添加物、植物性食品、動物性食品、食物繊維、油脂のカテゴリに分類されます。
ペットとして飼われているワンちゃんは雑食ですが、その祖先である狼は肉食動物であるため、ワンちゃんの体の構造には動物性たんぱく質が豊富に含まれるラム肉や鶏肉を使用したドッグフードが、体への負担が少ないとされています。
時折、ドッグフードの最初の成分表示に穀物類のトウモロコシが記載されているものを見かけますが、穀物類はワンちゃんにとって消化が難しい成分ですので、注意が必要です。
小麦や大豆、芋類などの植物性食品は少ない方が、ワンちゃんにとって消化が容易で体への負担も軽減されます。
ドッグフードの成分表示を確認する際には、最初に記載されている成分が最も多く含まれているものだと理解しておくと良いでしょう。
特に、ワンちゃんの健康を維持するためには、炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、そして摂取する水分量のバランスが非常に重要です。
炭水化物は芋類から、脂質やたんぱく質は肉や魚から、ミネラルやビタミンはサプリメントから補うことができる方法もあります。
もし、あなたのワンちゃんがあまり水分を摂取しないのであれば、ドッグフード自体に水分が多く含まれるウェットフードに切り替えるのも一つの良い選択肢かもしれません。
ワンちゃんの体に良くないドッグフードって？
ワンちゃんの体に悪影響を及ぼす可能性のあるドッグフードについて、まとめてお話ししたいと思います。
値段
安価なドッグフードには、アレルギー反応を引き起こす添加物や原材料が含まれている場合があるため、注意が必要です。
価格を下げるためにトウモロコシなどの穀物が多く使われていることや、保存料が多く含まれていることもあります。
ワンちゃんの体は穀物を消化しにくいため、こうしたドッグフードは体に負担をかける可能性があります。安価なドッグフードを選ぶ場合は、最初に表示されている成分が穀物類でないか、動物性たんぱく質が含まれているかの二点を確認して選んでください。
国産より外国産が良い？
私は長い間、国産が一番良いと信じていましたが、実は外国産の方が優れている点もいくつかあります。
国産と外国産では、添加物に関する基準が異なります。
国産のドッグフードは、コスト削減のために小麦や穀物が多く使われる傾向があり、添加物も含まれることがあります。
一方、外国産のドッグフードは、一般の食品と同様に取り扱われるため、ドッグフードに求める安全性が国産よりも高い傾向にあります。
もちろん、国産のドッグフードもペットフード安全法に基づいて製造されており、良質なドッグフードも多く存在します。
ですが、できるだけ添加物が少ないものを選びたいのであれば、外国産の方が安全かもしれないということを覚えておくと良いでしょう。
私は愛犬を飼う者として、外国産ドッグフードが一般食品と同じ扱いであることは非常に良い点だと思っています。
愛犬の体調に関してですが、便の調子が不安定であれば、ドッグフードに食物繊維のセルロースやビートパルプが含まれているか確認してみてください。
もし、どちらも含まれていないのにお腹の調子が悪い場合、動物性たんぱく質にアレルギー反応を示している可能性もあるため、動物病院の専門家に相談することをお勧めします。
手作りのドッグフードを作る際には、塩分がワンちゃんの肝臓に負担をかけるため、できるだけ塩分を控えたり、塩を使わない食事を提供することが望ましいです。
まとめ
今回は、獣医師が推奨するドッグフードを含め、ドッグフードの原材料や、ワンちゃんにとって体に良くないドッグフードについて考察してみました。
アレルギーを持つ子や涙やけがある子、体重管理が必要な子、体調を崩している子など、それぞれの状態に合わせてドッグフードを変えることは、飼い主として悩ましい課題ではないでしょうか。
私のチワワも、以前に体調を崩していた時期があり、その際はあまりドッグフードを食べなかったため、他のドッグフードに切り替えたり、ふやかし方を調べて少しずつ手から食べさせたりしていました。
愛するワンちゃんの健康に直結するドッグフードについては、慎重に選んでいきたいものです。
