フリーランスのデザイナーが選んではいけないビジネス交流会

「会社員だけどこのままでいいのかな?将来不安だな…」

このような理由から手に職を付けようと、デザイナーやクリエイターを目指す人が増えています。

いまではオンラインスクールも充実し、勉強すれば誰でもフリーランスのデザイナーとして独立できるようになりましたが、独立後は安定した売上と顧客の獲得が大きな課題となります。

そこでビジネス交流会に足を運ぶ機会も増えてくると思いますが、何も考えずに参加しても時間とお金が無駄になりますので、今回はフリーランス独立後のデザイナーが選んではいけない交流会について紹介します。

また、交流会で顧客獲得の成功率を上げるために何をすればいいのかも紹介しますので、すでに独立した人もこれから独立を考えている人もぜひ参考にしてみてください。

フリーランスのデザイナーが選んではいけないビジネス交流会

わたしが考える交流会は以下の3点です。

参加費が高すぎる交流会はNG

最初は参加費が高額な交流会はなるべく避ける方がいいでしょう。

なぜなら独立直後は資金が潤沢な人は少ないですし、参加費が高い=良質な出会いがある訳ではないからです。

具体的には1万円の交流会に1回参加するより、リーズナブルな別の交流会に3〜4回参加して出会いのチャンスを増やす方が得策です。

また、参加すれば必ず見込み客を獲得できる訳でもないため、交流会は質より数をとる方がいいです。

それこそ、無料セミナーに数多く参加する方がいいですね。

参加者の業種がバラバラな交流会はNG

たとえば協業したいデザイナーさんを探すために交流会に来たのに、まったく無関係の業種の人ばかりと会ってもお金も時間も無駄になります。

もちろん、その出会いが仕事につながる可能性もありますが、本来の目的が達成できる確率は低いです。

交流会参加者の業種があらかじめ分かるのであれば、しっかり見極めた上で参加を決めた方がいいですね。

口コミが最悪な交流会はNG

大手の交流会検索サイトには口コミが掲載されている場合が多いので、参加の前にまずは口コミ評判をよく見ておくことをおすすめします。

サイトに掲載されていなければ、Googleで「〇〇交流会 評判」と直接検索するのも手です。

クリエイター交流会と書いたのに参加したらマルチの勧誘だらけとか、参加者30人と書いていたのに実際は4〜5人しかいなかったとか…

40代OKと書いていたのに周りは20代しかいなくて話に入りづらかったなど、いろいろ出てくると思います。

ネットの評判を鵜呑みにするのは危険ですが、口コミもうまく使うと失敗する確率を減らすことができますね。

どのような交流会を選べばいいか?失敗しない方法も紹介

「ではどうすればいいのか?」ですがポイントは以下の3点です。

何がしたいかを明確にしてから参加しよう

まずは自分が参加する目的やゴールを明確にし、その目的と合致した人が集まりそうなワードで交流会情報を絞り込むことをおすすめします。

ビジネスパートナーが欲しいのか、取引先を探しているのか。はたまた単なる友達作りが目的かで参加すべき交流会も変わります。

同業のデザイナーさんと知り合いたいなら、クリエイター交流会に絞って探すといいですね。
士業の人と出会いたいなら、交流会の詳細説明欄に「士業」のワードがあるかを必ず見ておく必要もあるでしょう。

何も決めずに参加しても自分が望む人に巡り合える可能性は低いし、わたしの経験上、何の成果に至らないことの方が多いです。

結果的にはお金が出ていくだけなのでおすすめしません。

大きな成果を期待しすぎない

繰り返しになりますが、交流会に参加したからと言って自分が望む人と確実に出会える保証はありません。

1回の交流会で多くの成果を期待しても無駄に終わることがほとんどですので、参加者20人の中で見込み客になり得るひと一人に出会えれば大成功!くらいの確率で考えておく方がいいです。

その意味でも、最初は数多く交流会に参加することが重要だと考えます。

事前に自分の武器を明確にする

交流会参加の前に「自分は何が得意なのか?」「相手に対して何が提供できるか?」を明確にしておくことも大事です。

交流会は限られた時間の中で多くの人と話をしないといけません。
自己紹介や具体的な仕事についてゆっくり話す時間はほとんどありません。

つまり、ファーストコンタクトであなたとつながるメリットをいかに相手に伝えることができるか?

これが交流会成功の鍵です。

たとえばあなたが医療系のデザインに強いことをアピールすれば、その業界のコンサルタントや営業マンとマッチングすることで、具体的なお仕事につながる確率もスピードも高くなるでしょう。

逆に、事前に自分の強みを言語化できていなければ、マッチングしてもPRの時間が足らずに仕事につながることはないでしょう。

限られた時間で数少ないチャンスをものにするためにも、自分の武器や強みは言語化しておくといいですね。

まとめ

今回は、フリーランス独立後のデザイナーが選んではいけない交流会について紹介しました。

もしこれから交流会に参加して、見込み客やパートナーとマッチングする確率を高くしたいのであれば、交流会の選び方と事前準備をしっかりやることをおすすめします。

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