ベースメイクは、言うまでもなくメイクの基礎を成す重要な要素です。
ベースメイクをしっかりと仕上げることができれば、肌が美しく見えるだけでなく、
メイク全体の印象も格段に向上しますね。
そんなに重要な役割を果たすベースメイクですが、
実は手順が多く、少々手間がかかるのが悩みどころです。
「朝は特に忙しいのに、メイクにそんなに長い時間をかけるのは無理だ」と感じている方も
きっと多いのではないでしょうか。
そこで、そんな忙しい方々のために、5分で仕上げることができる時短メイクを
ご紹介していきたいと思います。
時短メイクの基本
ベースメイクを美しく見せるためには
絶対に欠かせないのが保湿です。
保湿がしっかりと行われていない場合、どんなに高価な化粧品を使用しても、
理想的な仕上がりには至ることができません。
朝から夜までメイクを落とさずに過ごすため、
日中の外的刺激に負けないよう、しっかりと保湿を行いましょう。
朝のスキンケアの基本としては、化粧水を使用し、必要に応じて乾燥が気になる方は
乳液またはクリームをプラスするだけで十分です。
これらのスキンケアが肌に残った状態でベースメイクを始めてしまうと、
メイクが崩れてしまう原因になるため、肌表面の余分な油分はコットンなどで
しっかりと拭き取ってからメイクを開始することをお勧めします。
・日焼け止め
ベースメイクの中でも特に重要とされるのが日焼け止めです。
たとえ冬の時期でも、紫外線はさまざまな場所から放出されており、肌にダメージを与えます。
最近では、スキンケア成分が含まれていたり、トーンアップ効果やメイクアップ効果を持つ
日焼け止めも増えてきています。
元々肌がきれいな方や学生さんであれば、日焼け止め1本で
ベースメイクを仕上げることも可能かもしれません。
・ベースメイク
優れた日焼け止めが存在するとはいえ、
やはり日焼け止めだけでは、ほとんどの肌の imperfections を完全に隠すことは難しいです。
まず、ベースメイクの基本として必要なものは
- 化粧下地
- ファンデーション
この2つです。
しかし、現在では多種多様な下地やファンデーションが存在しています。
この選択も、メイクを時短するための重要なステップになります。
乾燥肌の方はクリームタイプのファンデーションを選び、
皮脂が気になる方はパウダーファンデでさらっと仕上げるなど、
自分の肌質に合ったものを選ぶことが大切です。
さらに、時短メイクを実現するために非常に便利なアイテムが存在します。
BBクリームです。
なんとBBクリームは、1本で下地とファンデーションの役割を果たしてくれるのです。
非常に優れたアイテムですね。
下地とファンデーションを重ねて塗るよりも薄く仕上がるため、
崩れにくいという点も魅力です。
ただし、薄く仕上がるということはカバー力がファンデーションよりも
劣ることが多いのも事実です。
それぞれに利点と欠点がありますので、自分に最適な製品を選ぶことが重要です。
塗る順番、崩れないベースメイク
ベースメイクの塗り方や適切な量を理解することも、
メイクを時間をかけずに美しく仕上げるために必要なポイントです。
化粧下地やファンデーションの量が少なすぎると、
仕上がりにムラができやすく、多く出しすぎると崩れやすくなり、
結果的に仕上がりが汚くなってしまいます。
せっかく美しく見せるためにメイクをしているのに、
これは本末転倒ですね。
製品による若干の違いはありますが、基本的な化粧下地や
BBクリームの適量は、パール粒大くらいが目安です。(直径8ミリほど)
この量をしっかりと守りましょう。
そして同じくらい重要なのが塗る順番です。ほとんどの人が知っていると思いますが、
基本的には下地→ファンデーションの順で塗ります。
下地の主な役割は、ファンデーションと肌の密着度を高めることにあります。
では、コンシーラーやフェイスパウダーを使用したい場合、
どのタイミングで塗るべきでしょうか？
これは使用するファンデーションの種類によって変わります。ファンデーションには
リキッドタイプとパウダータイプが存在します。
リキッドタイプ…下地→ファンデ→コンシーラー→フェイスパウダー
パウダータイプ…下地→コンシーラー→ファンデーション
このような順番になるので、間違えないようにしましょう。
塗り方のポイント
化粧下地を顔全体に均等に塗る方も多いかもしれませんが、
そうすると時間がかかり、崩れやすくなってしまいます。
●下地の塗り方
正しい塗り方は「5点置き」です。
化粧下地を全ての部分に塗るのではなく、顔の立体的な両頬、額、鼻、顎に少しずつ置きます。
この際、皮脂の多い額や鼻には少量をのせるようにしましょう。
次に、置いた部分の中心から外側に向かってすばやく伸ばします。
伸ばしてムラがなくなったら、スポンジを使って全体に馴染ませて、これで完成です。
●ファンデーションの塗り方
＜リキッドタイプ＞…ブラシや立体スポンジを使うと美しく仕上がりますが、
時短を目指すのであれば、指で塗るのも良いかもしれません。
指で塗った後に、スポンジで軽く叩いて馴染ませましょう。
＜パウダータイプ＞…一般的にはスポンジを使用します。顔の中心から外側に向かって
滑らせるように塗布してください。
皮脂の多い鼻や額は、細かく重ねて塗ると崩れにくくなるでしょう。
まとめ
自分に合った化粧品や塗り方を理解することで、
忙しい朝でもベースメイクの時間を短縮することができ、
仕上がりもいつも以上に美しく仕上げることが可能です。
時間を短縮しても、手を抜いたような印象はまったくなく、
そんな素敵なメイクを身に付けていきましょう。
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