家庭訪問の目的は、子供の通学路の確認、
通学路の安全確認、お母さん、お父さんの顔を知る。
親子関係、家庭の雰囲気を知る。
などが家庭訪問をするにあたっての大まかな目的です。
通学路の確認、通学路の安全確認はとても重要な作業になります。
何か起きた時にすぐに家庭訪問できるようにです。
子供に何かあっても先生が家庭まで
時間かかっては意味が全くありません。
例としては、学校で具合が悪くなってしまった時
や友達と喧嘩をした時に子供を家に送り、
後日家庭訪問して事情説明にいったりとする必要性があるからです。
学校区内で子供の連れ去り事件など起きたら
先生たちが学校から各家庭に送る場合もあります。
通学路の安全確認は、通学路の交通量や交通事故の
起きやすい場所の把握をする事です。
また連絡網の確認もあります。
今ではメールで休校などの連絡はありますが、
変質者や連れ去り事件が発生した場合は
先生たちだけでは下校時の監視ができません。
そのため通学路を通る順番に連絡して
下校時の監視をお願いするためです。
お母さん、お父さんの顔知るのはまだ入学して
懇談などなく、先生たちは親御さんの顔を知りません。
そのため、家庭訪問をしてお母さん、お父さんの
顔を知り、気軽に連絡をしやすい環境作りをします。
また親子関係、家庭の雰囲気を知る事はとても
重要な事です。
親子関係がきちんとしているかや
虐待やネグレクトではないかなど
1回では把握しきれないですが
年に何回かして理解するのが家庭訪問です。
その都度の学校での雰囲気や授業態度などもお母さん、
お父さんにお伝えするようになっています。
家庭訪問のマナーは?
マナーとしては、学校から配布される案内に
必ず目を通す事が大切です。
案内書には、家庭訪問でお話される内容が
記載されている場合があります。
内容を知っていなければ家庭訪問の時間は
伸びる一方です。
今では家庭訪問を部屋で実施する場合に
飲食物を出すのは半数ぐらいです。
今では家庭訪問の案内書にも飲食物の提供を
しないでくださいとも書かれている場合があります。
仮に何も書いていなくて、部屋で家庭訪問を
実施される場合はコーヒーではなくお茶をだしましょう。
お菓子などは出さなくても大丈夫です。
大抵の先生は食べる事はありません。
1つの家庭訪問で食べてしまうと
全ての家庭訪問で食べなくてはいけません。
あとからのトラブルにならないように
するためです。
あの家庭訪問では食べたのに私の
家庭訪問では食べなかったなど
トラブルになりかねません。
それを避けるために先生は食べません。
家庭訪問の廃止
現在の小学校では家庭訪問の廃止を
している所が数多くあります。
今共働きが増えたからです。
共働きで指定された日時に居れるか分からない。
などの意見があり、家庭訪問を廃止
している小学校があるみたいですね。
先生方も忙しい中1日に回れる数にも
限界があります。
家庭訪問を行わない学校では、
授業参観などに希望者だけ学校で
個人面談を行っています。
保護者アンケートを実施してみると
断れるなら断りたいと言う家庭がかなり
多いみたいですね。
家庭訪問のある日は仕事を休まないといけない事や
部屋を見られるのが嫌など
意見は様々です。
中には家庭訪問なんかやるなと学校に
クレームを入れる親御さんもいるみたいです。
先生の負担を減らすためでもあるのです。
ただ家庭訪問にも意味あります。
問題をよく起こしてしまう子の環境は
どのような家庭なのかや、モンスターペアレントに
なりそうな親御さんの把握など。
先生と話をしてみたいけど…という方は
学校に連絡して学校で個人面談という形で
話すのがいいでしょう。
お母さんもお父さんも子供が学校で
どのように過ごしているのかは1番気になる
事ですからね。
家庭訪問 まとめ
家庭訪問のマナーとしては必ず案内書を
確認するようにしてくださいね。
話す内容を理解していなければ
いくら時間があっても足りなくなります。
早く終わらしたい場合は、事前に
聞かれる内容を把握しておきましょう。
飲食物の提供もほとんどの家庭で
されていないので悩まなくて大丈夫です。
家庭訪問の目的は沢山あります。
通学路の安全確認や、なにかあった時にすぐ
家庭訪問できるようにと先生方は忙しいですよね。
かなりの学校が、家庭訪問を実施していないと
なれば、なにかあった時になど
すぐに家庭に訪問をする事ができません。
先生たちも必ずしもその土地に詳しいわけではないからです。
一概には言えませんが、家庭訪問などの
家庭を見る機会がないのが色々な事件や問題が
発生しているのかもししれませんよね。
家庭訪問してお父さんお母さんの顔を知り
少しでも把握していれば少しは事件など
が減るのかもしれません。
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