どの家庭でも子育ての悩みは付き物です。
夫がなかなか育児の大変さを理解してくれず、
非協力的な家庭も実際多いようです。
専業主婦でも掃除や料理、洗濯など家庭のことで忙しい毎回。
夫がこの大変さを理解してくれているかで
ワンオペ状態にあっていてもストレスの度合いは、
変わってくると思います。
ここでは、子育てで全く理解してくれない夫の
対応法をいくつかご紹介します。
少しでも参考になればうれしいです。
子育ての大変さの基準を知ってもらう
子育てがこんなに大変だということを知ってもらうには、
経験し、実感するしかありません。
1つ1つの育児を一緒にしてもらう方法もあります。
ここでは、役割を決めてしまう事をおすすめします。
しかし、役割を決めてもちゃんとやってくれたのは
数回だけといった経験をされた方もいるのではないでしょうか。
実は、その役割の決め方に問題があります。
育児を理解してほしい気持ちが強く、
いろいろな育児を割り当てていませんか。
男性は、想像以上に不器用で、
不器用な自分を実感することを嫌がります。
また、奥さんであるあなたは、
育児が上手で決して同じレベルにはなれない。
そんな中、育児の成功体験ができず、
自分は育児に必要ないと感じてしまい、
仕事や趣味に達成感などを求めてしまうのです。
そのような夫には、役割を一つに絞ることです。
お風呂や寝かしつけなど夫が一人で子供と接することを任せる
と自分がしなきゃという使命感を抱きます。
また、他人の目もないので失敗しても恥じることもありません。
まっすぐ子供と向き合う時間が増えれば、
他の育児も自然と理解してくれるはずです。
他人の大変さは理解できない!
「私の大変さをわかってない」と考えていませんか。
そもそも他人の気持ちをすべて理解することはできません。
「私ばかり負担している」などといった気持ちだけを
相手にぶつけていませんか。このような場合、
内容よりも相手が怒っていることに焦点がいってしまいます。
その結果、伝えたい内容が相手に届いていないケースが多いのです。
怒ること自体も体力が必要で疲れます。
また、怒られる方も決して良い気分にはなりません。
このような状況で本当に円満な解決できるでしょうか。
夫に解決してほしいなら怒りに身を任せる方法はやめましょう。
これこそ怒り損と言えます。
では、理解してもらうために
どのように解決したらよいでしょうか。
まず、夫婦で子育てで負担していることを
書き出してみてはいかがでしょうか。
一緒に書き出すことで相手も協力できていかなった
と目で把握できます。こんなにたくさんの育児があることを知れば、
育児の大変さを理解してくれるはずです。
口で言うよりも可視化することで
育児の大変さを伝えてみてください。
遺伝子的に男性は育児に向かない⁉
いわゆる生物学では、男性は狩猟に必要な能力、
女性は採集生活に必要な能力が高く、
それぞれの得意な分野で異性の不得意分野を
補えるようになっています。
また、女性は母性と言われる子供を守り、
育てる潜在的な能力があるため、
教わっていなくても本能的に赤ちゃんを
育てる方法がわかるそうです。
女性が育児で当たり前だと思っていることは、
これまでの長い歴史で身体に刻み込まれた能力といえるでしょう。
この能力がほとんどない男性にとって
女性の当たり前が身についてないことは
仕方のないことと言えます。
本能的な行動を望むほうが間違っていませんか。
また、1歳未満の乳児はすべてにおいて母親頼みです。
脳の反応を見ると母親の声には父親の声より
2倍ほど強く反応しているそうです。
このように圧倒的女性の方が育児に有利で、
男性がそれを勝ることができません。
それを前提に子育てについて考えると
得意な方が負担をするのは効率的な方法といえます。
男性に向いている育児とは?
では、男性には、どのような育児が向いているのでしょうか。
それは、子供の寝かしつけです。
とある研究で子供と一緒に寝ると
男性ホルモンであるテストステロンが
下がるという結果がでました。
このテストステロンが下がることで、気が休まり、
温厚になるそうです。また、子供への興味が増し、
他の育児に協力的になる可能性があります。
子育てを理解していない夫には、
まず、寝かしつけを頼んでみてはいかがでしょうか。
寝かしつけるために本を読んだり、
添い寝をしたりと器用さなど必要ありません。
まずは、そのようなもの育児からチャレンジさせてください。
夫の少しの理解を見逃さない
夫が少しでも子育てに理解を示してくれた場合、
どんなに些細なことでも褒めてみてください。
どんなに小さな事でも感謝の気持ちを素直に伝えると、
男性側も「これだけで感謝されるのか」と考えるでしょう。
また、感謝されると相手に対しても
感謝の心を抱くようになります。
感謝の気持ちを伝えあうことで、
理解し合える関係を築けます。
そのようになれば、今後もきっと
責任をもって取り組んでくれるでしょう。
まとめ
育児と向き合うことでより一層
夫婦の絆は深くなります。
すぐに変わることは難しいので
ゆっくり夫婦で向き合ってみてください。
→「3歳の女の子が言うことを聞かない!?ついイライラしているママとパパの対処法 」の記事はこちら。いますぐチェック!