もう少しで梅雨の時期に突入しますね。
梅雨といえば、嫌な雨が続き、湿気でベトベト。
そのような梅雨の時期の魅力として、
キレイに咲くアジサイがあります。
キレイなアジサイが自宅で
見られたら素敵ですよね。
しかし、アジサイを鉢植えで
手入れするとすぐしおれて
しまうことがあります。
せっかく植えたのに、
しおれてしまう原因は
一体なんなのでしょうか。
その理由は、いくつか挙げられます。
それぞれ見ていきましょう。
小さすぎる鉢はNG⁉
鉢植えの状態で購入したアジサイは、
株のサイズに対して比較的小さい鉢に
入った状態で販売されています。
そのような小さな鉢で
アジサイを育てていると、
根がまわってしまうため
根腐れが起きてしまいます。
根腐れすると栄養分が
届かないため、しおれてしまう原因となります。
しかし、単に大きい鉢を選べば
よいというわけではありません。
アジサイで使用する鉢のサイズは、
小さい方が見栄えが美しいと言われています。
育てる以上、美しく咲いてほしいですし、
見栄えも大切です。全体のバランスを考えると、
大きい鉢は不適切と言えます。
また、小さい鉢に植えることで
アジサイの生命力が高まり、
きれいな花を咲かせます。
小さな鉢の中では、
植物にとって過酷な環境と言えます。
そのような過酷な環境の中で
必死に花を咲かせようとするので
生命力が高まるそうです。
このように適したサイズの鉢を
見極めることが大切なのです。
水やりの頻度が間違っている
植物にとって水分は、
非常に大切なものです。
地植えであれば、多少の水分不足も
深刻な問題にはなりませんが、
鉢植えの場合は、大きな問題のひとつです。
ただ単に、たくさんの水を
やればいいわけではありません。
水分不足の状態が続いてしまうと
しおれてしまいますが、
水分をあげすぎても
根腐れを起こしてしまいます。
もし、アジサイの土がいつも湿っていたり、
受け皿に水が溜まっていれば
過度な水やりといえます。
水やりの頻度の見直しが必要です。
土の状態をよく観察し、
8割ほど土が乾いてから
鉢底から流れ出るほど
たくさんの水やりをします。
そのあと、受け皿に溜まった水は
捨てておくと適量の水やりになります。
不適切な植え替え時期
お店で購入した鉢植えのアジサイは、
植え替えが必ず必要となります。
しかし、購入してすぐに植え替え作業を
してしまうと花が枯れてしまうことがあります。
また、世話を続けると
アジサイも成長します。
成長によって鉢のサイズの
見直しも必要となります。
では、植え替え時期はいつが
適しているのでしょうか。
それは、花が咲きおわった後が適切な時期です。
花が咲いている間には、
花びらは栄養が必要となり、
株の栄養が花の方へたくさん運ばれています。
そのような時期に
植え替えをしてしまうと
枯れやすいため、
花の鑑賞を楽しみ、
花後の剪定を行い、
植え替えしましょう。
日差しによる葉焼け
強い日差しにより、アジサイが
しおれてしまうことがあります。
実際は、日差しが強く、葉っぱの先が
乾いて茶色っぽくなってしまいます。
これが、葉焼けです。
アジサイは、日差しがとても
苦手な花なので明るい日陰や
半日陰などでお世話をしましょう。
そのような場所がないときは、
スダレや遮光ネットなどを活用し、
直射日光から守ってあげる必要があります。
寄ってくる虫にご注意を!
虫が原因でアジサイが
しおれてしまうこともあります。
虫がつくことで、葉っぱをたべられて
しまうことから樹が弱ってしまいます。
また、茎についた小さな虫は、
汁や栄養を吸い取ってしまいます。
せっかく世話をしたのに虫に栄養を
取られるなんて悲しいですよね。
アジサイによって来る主な虫は、
アブラムシやハダニなどがいます。
あまりにも虫被害がひどい場合は、
薬剤を使用し対策してみてはいかがでしょうか。
枯れたアジサイがもう一度蘇る方法!
水やりの頻度や鉢のサイズなど気を付けても、
天候や乾燥などでアジサイが
しおれてしまうことがあります。
しかし、鉢植えのアジサイが
水分不足でしおれてしまった場合や
元気がないときには、蘇る可能性があります。
その方法は、
①鉢が入る大きさのたらいや桶などに水を入れる。
②アジサイの鉢を水の中に漬け込む。
③日陰で涼しい場所に数時間~半日くらい置いておく。
などがあります。
水分不足が原因でアジサイが
しおれている場合は、
普通に水やりをするだけでは足りません。
そのため、鉢ごと水につけて
しっかりと根に水を吸収させます。
そうすることで、弱ったアジサイが蘇り、
またきれいな花を咲かせます。
まとめ
このようにアジサイがしおれて
しまう理由もたくさんあります。
なにが原因でしおれたのかを
しっかり見定めことが大切と言えます。
そして、その原因に合わせた
対処法できっとすくすく育って
くれるでしょう。植物を育てるのは大変です。
ですが、手間暇かけて育てた花は、
その分キレイな花を咲かせ私たちに
癒しと感動を届けてくれます。
ぜひ、これらを参考にして、
色とりどりの花を咲かせてください。
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