テレビ番組や雑誌などで度々取り上げられ、
良く目にするプチ断食、ファスティングとも呼ばれていますね。
断食道場やwebサイトなどにもやり方などが多く溢れています。
しかし、断食とは言っても、ただ単にご飯を食べないように
すれば良いというわけではありません。
間違った方法を行ってしまっては、効果も出ませんし、
むしろ逆効果に…なんてこともあり得ます。
プチ断食がどんな効果をもたらしてくれるのか、
どのくらいの期間やれば良いのか？
そもそもプチ断食とは何か…しっかりとした知識を取り入れて
効果的なプチ断食に挑んで、その効果を実感できるようにしましょう。
プチ断食を成功させるために、どんな効果があるのか知っておこう
流行りのプチ断食、果たしてどんな効果が期待できるのか
知らなければ始められませんね。
ちゃんとしたプチ断食を始められるように、
まずは効果について知ってから始めましょう。
プチ断食には、体の中に溜まって排出しきれていない
老廃物や毒素を汗や尿を介して体の外に出していく、
いわゆる「デトックス効果」が期待できます。
デトックスされる事によって、血行が良くなり血液もキレイになって
しっかり体中に栄養が行き渡り、老廃物や毒素が溜まりにくくなります。
更に胃腸の調子も良くなるため、美肌効果や便秘の改善を望めます。
それだけではなく、食べ過ぎてしまった、
脂っこい物を取り過ぎて胃もたれがする…なんて時にも、
胃を休めさせ食生活をリセットして改善することにも有用です。
そして何よりも一番期待している人が多いであろう効果、
ダイエットにも有効ですね。
プチ断食は、ただ闇雲に食事制限をするわけではないので、
恐ろしいリバウンドの可能性が低く
安易に行われているダイエットよりもストレスが少なく実行できます。
こうして見ていくと、人気が出るのも頷ける効果ばかりで
やってみたくなりますね。
そもそもプチ断食とは何なのか？
プチ断食の効果については分かりましたが、
そもそもプチ断食とは何かについてはまだ触れていませんでしたね。
実際にやってみる前に、しっかり基礎知識も知っておきましょう。
プチ断食とは、まず元はダイエット目的のものではありません。
しかし、プチとは言え断食なのでそれがダイエット効果にも繋がり、
ダイエットの一環として行われる事が多くあります。
食べる事を一定期間止めることによって、
胃腸を休めて体の機能を活発にする事が本来の目的です。
基本的に1日から3日程の日程で行われますが、
目的や個々の状態によって無理なくスケジュールを
組んでやる事がたいせつです。
次に、間違ったやり方でせっかくの努力が無駄にならないように、
プチ断食の正しいやり方を知っておきましょう。
正しいプチ断食のやり方でキレイな体作りを！
断食とは言っても、ただ闇雲に食事を絶てば良いわけではありません。
食事を控える前からの体の事前準備が必要になります。
2日程前から野菜やフルーツをメインにして、
朝食から少しずつ減らしていき、夕食は特に減らしましょう。
断食前の最後の晩餐だからと言って、
食べたい物を好きなだけ胃に詰め込んで食い溜めをする…
なんて事は絶対にしてはいけません。
また、寝る3時間前の食事は、胃腸に負担がかかるため避けてください。
脂っこいものやお菓子、パン、コーヒーなど
カフェインを多分に含んだ物は、
1週間ほど前から控えるようにしてください。
もちろん、お酒を飲むなんてことは、もってのほかです。
さて、事前の準備が整ったなら、いよいよプチ断食の本番に入りましょう。
断食だからと言って、一切何も口にしないわけではありません。
断食中でも、水分と塩分は必須です。
水は1.5リットルを飲むようにし、塩分は塩を舐めたり
経口補水液を飲むようにしてください。
水による水分補給の他にも野菜ジュースや、
体を冷やさないようにホットスムージー、コールドプレスジュースに
ハーブティーや酵素ドリンクなどを用いても大丈夫です。
そして、プチ断食の終わりにも注意が必要です。
内臓が驚かないように、すぐにいつものご飯に戻すのではなく、
プチ断食終了後2、3日の間はいわゆる回復食を摂りましょう。
豆類や海藻類、野菜やきのこ類に芋などを
少しずつ食べるようにしてください。
おかゆも胃に優しいですが、ダイエットを目的としている人は、
断食明けにすぐ食べてしまうと糖質を吸収してしまうので、
おかゆを1日目に食べる事は避けてください。
プチ断食中に眠気や頭痛、怠さなどの症状が出ることがありますが、
これは好転反応ですので、よほど症状が酷くないかぎりは
途中でやめずに続けてください。
好転反応は、大体1日から2日程で治まる事が多く、
プチ断食の回数を重ねていくと好転反応による症状は出なくなります。
まとめ
プチ断食は色々と気を付ける点などがありますが、
ちゃんとしたやり方を覚えておけば難しくありません。
最初は一人でやるのが不安という人は、
専門施設に頼ってみるのも良いでしょう。
自分の目的や体調などを考えながら、決して無理をせずに、
しかし根気強くマイペースに行ってください。
体の中から美しさを手に入れて、健康な毎日を送りましょう。
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