福岡県はラーメンや明太子など日本でも有名なグルメがたくさんある場所です。
ただ、福岡の有名なものはグルメだけではありません。
福岡には春の季節に訪れてほしい桜のお花見スポットが数多くあります。
今回は、福岡県にあるお花見の穴場スポットを地区別に紹介していきます！
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
福岡県のお花見時期
日本での桜の開花は、南から北へと前線のように北上していくことから
「桜前線」と呼ばれています。
九州は温暖な気候なため、日本国内でも比較的早い時期に
桜の開花を見ることができます。
年によって変動しますが、毎年3月22日頃から開花が始まり、4月に満開を迎えます。
きれいな桜が見られる期間は限られているので、
早めに予定を立てておくことをおすすめします。
福岡市周辺のお花見穴場スポット！
福岡市は博多や天神など九州最大の都市が集まる場所です。
福岡市の中心部であると都会のイメージも強いと思いますが、
実はお花見スポットがたくさんあるんです。
ここでは福岡市内のお花見スポットをご紹介します。
西公園
「西公園」は博多湾近くの丘陵地にある公園です。
この公園は福岡県内で唯一、
「日本さくら名所100選」に選ばれている場所です。
春には約1300本のソメイヨシノやヤマザクラが咲き誇り、
多くのお花見客が訪れます。
また、西公園は丘陵地にあるため、公園からは福岡市内や博多湾、
志賀島を一望することができます。
お花見シーズンは公園への車の乗り入れが規制され、
一部の時間は車が進入できなくなるので注意が必要です。
【名称】西公園
【住所】福岡県福岡市中央区西公園
【アクセス】大濠公園駅より徒歩18分
【駐車場】一部規制有り
【料金】無料
【総数】約1300本
舞鶴公園
「舞鶴公園」は福岡市内の中心部に位置する福岡城の周辺の公園です。
現在では都心にある大きな公園として
家族連れやカップルが多く訪れています。
春にはソメイヨシノやシダレザクラが
約1000本咲き誇ります。
「福岡城さくらまつり」と呼ばれるお祭り期間中は
桜や福岡城の城壁がきれいにライトアップされ、
九州各地からお花見客が訪れます。
お祭り中はガイドツアーや出店があり、
毎日多くの人がお花見をしています。
【名称】舞鶴公園
【住所】福岡県福岡市中央区城内1
【アクセス】大濠公園駅より徒歩8分
【駐車場】139台（有料）
【料金】無料
【総数】約1000本
海の中道海浜公園
「海の中道海浜公園」は国営の大きな公園です。
海に囲まれており、自然豊かで子供から大人まで楽しむことができます。
1年を通して季節の花々が咲き誇ります。
もちろん春にはたくさんの桜が咲き誇り、お花見にはぴったりです。
開放的な広場があるため、家族でレジャーシートを広げて
花見をすることができます。
公園内の各所にソメイヨシノやオオシマザクラが開花します。
歩いて楽しむこともできますし、ゆっくり座ってお花見をすることもできます。
【名称】国営海の中道海浜公園
【住所】福岡県福岡市東区西戸崎18-25
【アクセス】JR香椎線から海の中道駅で下車してすぐ
【駐車場】3100台（有料）
【料金】大人410円、小・中学生80円、65歳以上210円
【総数】約1600本
北九州方面のお花見穴場スポット！
北九州は関門海峡に面した九州最北端の都市であり、
本州からも多くの人が足を運びます。
ここでは北九州のお花穴場スポットをご紹介します。
勝山公園（小倉城）
「勝山公園（小倉城）」は立派なお城と桜の組み合わせが
楽しめるお花見スポットです。
小倉城の周辺には約300本の桜が咲き誇り、
ライトアップされた夜桜や桜祭りも行われており、
多くのお花見客で賑わいます。
小倉城周辺には松本清張記念館や日本庭園、ショッピングセンターなどがあり、
街を歩きながら、お城と桜の風景を楽しむことができます。
【名称】勝山公園（小倉城）
【住所】福岡県北九州市小倉北区城内2-1
【アクセス】西小倉駅より徒歩10分
【駐車場】15台（有料）
【料金】天守閣入場のみ350円、中高生200円、小学生100円
【総数】約300本
白野江植物公園
「白野江植物公園」は九州で唯一の植物公園で、
1年を通して季節に合わせた様々な花を見ることができます。
桜の種類もいくつかあり、早咲きのカワヅザクラやソメイヨシノ、
ギョイコウといった60品種、800本の桜が咲き誇っています。
そのため2月中旬から4月下旬までの長期間桜を見ることができます。
さらに樹齢500年の福岡県指定天然記念物である
「白野江のサトザクラ」は見所があります。
植物公園であるため、公園内はきれいに管理されているため、
お花見にはぴったりです。
【名称】白野江植物公園
【住所】福岡県北九州市門司区白野江2
【アクセス】門司港駅から車で約15分
【駐車場】84台（有料）
【料金】大人200円、子供100円
【総数】800本
久留米・太宰府方面のお花見穴場スポット3選！
福岡県の南に位置する久留米は福岡市、北九州市に次ぐ、
福岡県の第3の都市です。
また、太宰府は学問・至誠・厄除けの神様が祀られている
として知られている太宰府天満宮がある地域です。
ここでは久留米・太宰府方面にあるお花見スポットをご紹介します。
太宰府政庁跡
「太宰府政庁跡」は太宰府天満宮にあるお花見スポットです。
太宰府政庁は大和朝廷の7世紀後半に建築された役所です。
太宰府政庁跡は風水に則って建設されたことから
パワースポットとしても有名な場所です。
春になると約100本の桜が咲き、
史跡散策をしながらお花見を楽しむことができます。
歴史探索や史跡巡りが好きな人にはおすすめのお花見スポットです。
【名称】太宰府政庁跡
【住所】福岡県太宰府市観世音寺4-6-1
【アクセス】都府楼前駅から徒歩15分
【駐車場】無料
【料金】無料
【総数】約100本
浅井の一本桜
「浅井の一本桜」は昭和天皇の御大典記念に植樹された、
樹齢約100年のシダレザクラです。
幹回り4.3m、高さ18mの一本桜は、
地元の人々によって保護されています。
毎年、春になると大きく広がった枝にたくさんの花を咲かす
一本桜を見ることができます。
一本桜のすぐ近くにあるため池から見える「逆さ桜」や
夜になるとライトアップされる夜桜なども楽しむことができ、
カメラを持って訪れる人がたくさんいます。
【名称】浅井の一本桜
【住所】福岡県久留米市山本町耳納1511
【アクセス】九州久留米ICから車で20分
【駐車場】60台
【料金】無料
【総数】1本
太宰府市民の森
「太宰府市民の森」は太宰府政庁跡の北側にある山にあります。
自然が豊かな公園があり、キャンプ場となっています。
森は「春の森」と「秋の森」に分けられており、
春になると約300本のソメイヨシノやヤエザクラが咲き誇ります。
キャンプ場や広場があるため、家族や友人とお花見をしながら
キャンプするのもおすすめです。
【名称】太宰府市民の森
【住所】福岡県太宰府市観世音寺
【アクセス】JR二日市駅から車で20分
【駐車場】20台（無料）
【料金】無料
【総数】約300本
その他の地域のお花見穴場スポットもご紹介！
見どころのあるお花見スポットは大都市だけではありません。
ここでは福岡県民が知るお花見の穴場スポットをご紹介します。
甘木公園
「甘木公園」は福岡の朝倉市にある公園です。
公園の敷地面積は約31万㎡あり、
春になると約4000本の桜が咲き乱れます。
福岡県内でかなり人気のお花見スポットとして知られています。
公園内の2つの池の周辺にも桜が植えられており、
湖畔を散策しながら桜を眺めることができます。
お花見期間中は22時までライトアップされており、
屋台もたくさん出ているので夜も多くのお花見客で賑わっています。
【名称】甘木公園
【住所】福岡県朝倉市菩提寺79
【アクセス】甘木駅から車で8分
【駐車場】563台
【料金】無料
【総数】約4000本
秋月杉の馬場通りの桜
「秋月杉の馬場通りの桜」は甘木公園と同じく
朝倉市にある桜の名所です。
秋月杉の馬場通りは約500m続く城下町の
歴史的な風景がとてもきれいです。
道の両側には約200本の桜が植えられており、
春には桜のトンネルができます。
夜には裸電球が桜を照らしており、
幻想的な雰囲気を感じることができます。
秋月杉の馬場通りは九州の小京都と称されており、
時代を感じる城下町を楽しむことができます。
【名称】秋月杉の馬場通り
【住所】福岡県朝倉市秋月野鳥
【アクセス】甘木駅から車で15分
【駐車場】有料駐車場有り
【料金】無料
【総数】約200本
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は福岡県にあるお花見の穴場スポットをご紹介しました。
福岡県では福岡市内だけでなく、北九州市やその他の地域などにも
たくさんのお花見スポットがあります。
それぞれのお花見スポットで見どころがあるので
いくつかのお花見スポットを巡ってみるのもいいかもしれません。
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